内容説明
ときどきじんわ~り、のち爆笑!史上初の団地コミックエッセイ。
目次
スラムな団地にお引っ越し
ゆみこちゃんち
フツーに貧乏
オリンピック公園
シングルマザー達
本がない
ひみつ基地、ありマス
生きとればよか
集会場の恐怖
子供会、春夏秋冬
サボリ魔
クリスマス会
昭和のコンビニ
宮下のおばちゃんち
ハンカチ淑女
レモンのおうち
尊敬する友達
思い出の風景
リアル団地
著者等紹介
松田奈緒子[マツダナオコ]
長崎県生まれ。月刊『コーラス』の「ファンタスティックデイズ」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
oldman獺祭魚翁
41
作者の子供の頃の思い出である「団地」を描いたコミックエッセイ。1960後半~70年代生まれの人はきっと懐かしく、かつ楽しめるでしょう。公園の動く遊具やポン菓子などが楽しい。2019/03/23
カッパ
8
古きよき時代の話のようにも感じた。子供が沢山いて大人が沢山かかわってくれる。お父さんもお母さんも欠点があってもからっとしてる。 沢山遊んで、ときに異文化みたいなところのことも知り合いびっくりすることもある。それでもなんだか共同体のようなところもあるのだと思う。2023/04/29
manga
6
タイトルや表紙のヤートラファッション男の絵から貧困や差別のネタが多いのかと思っていたらほっこり系だったが、子供の頃の感覚を少し思い出せて面白かった。自分が小学生のときは授業中に医者の子供(もちろん塾通い)が問題をスラスラと解いたら、団地の子ら(学童保育)が「あいつはズルをしたに違いない」と大声で攻撃しだすことがあったりしたので、そんな格差や騒動、負の感情も描いてくれる作品も読んでみたい。2017/02/23
霧子
5
作家まとめ買いシリーズ。すぐれた作家(まんが家)というのはコドモ時代のエピソードが豊富らしい。「ギャンブルは人間が卑しくなるから×(株・宝くじも同様)汗を流して得たお金しか信じない」という松田母の教えには同感です。2013/06/04
いくみ♪
4
タイトルがキョーレツ!たぶん私と同じかちょっと上くらいの年代かなぁと思うけど、よくある団地風景って気がするけどなあ。やはり漫画家さんの作品、ちゃんと面白かった!2022/12/24