内容説明
紀元前6世紀の中国、春秋時代。最強の敵・沈尹戌の精鋭をも倒した呉軍はついに楚の王都・郢を攻略。楚の昭王は逃亡し、呉はついに楚を征服する。しかし勝利の栄光の裏にこそ、孫武が恐れる呉軍最大の敵が潜んでいた。そしてついに、楚は強力な援軍を得て呉軍への逆襲を開始する…。「孫子の兵法」の著者にして名称・孫武(=孫子)が活躍した「呉楚大戦」、ついに決着!巻末には「孫子の兵法」全訳&現代的活用法の解説を収録。
目次
第1章 糧を敵に因る
第2章 紀南城の水攻め
第3章 勝者の憂い
第4章 秦国動く
第5章 最終決戦
最終章 その後の孫武
解説 「孫子の兵法」現代的活用法(5)
著者等紹介
李志清[リシセイ]
文化傳信有限公司。1963年生まれの香港人。1981年より漫画を描き始め、1992年香港当代芸術双年展に水彩画作品で入選、香港芸術館に収蔵される。日本で初めて作品を発表した香港人漫画家でもある。『笑傲江湖』、『水滸伝』(原作:夏秋のぞみ)、『三国志』『三国志完結編』(ともに原作:寺島優、弊社刊)など、歴史的題材を扱った漫画がアジア各地で大ヒットしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。