ダ・ヴィンチ特別編集
司馬遼太郎作品の女たち―巨匠が描いたヒロインの秘密

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784840114769
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

今までほとんど語られることのなかった司馬作品に登場する女性キャラクター。隠れた名作の知られざるヒロインたちをも徹底検証!国民的作家が「好んで描いた女」と「あえて触れなかった素顔」。

目次

第1章 男と女と「司馬遼太郎」(男の見方 合理的精神からはみ出す“現実の女”を描けなかった司馬遼太郎;女の感じ方 現代女性を魅了する奔放な女も受容する「広さ」 ほか)
第2章 総ガイド・物語を彩る60人の女たち(戈壁の匈奴;兜率天の巡礼 ほか)
第3章 ストーリーをより楽しむための司馬文学散歩(「竜馬」をめぐる女たちのウソとホントと戦いと;作家変われば性格変わる―戦国女房百面相 ほか)
第4章 特別再録 司馬作品の女を読み解く(おりょうとアビア。ユーモアを含んであたたかい「女性通」の視線;司馬遼太郎の美学 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きょう

8
司馬作品はおそらくこれからも読まないと思うけれど、映像化されたものが多いのと歴史物を書く方は多かれ少なかれ影響を受けておられるらしいので。作品自体は面白そうに思えるものも(特に初期の短編)ありましたが、登場する女性の分析はなかなかピンときません。司馬原作でも大河では脚本でこう変えられました~などは納得する部分もありました。そもそもが大河「功名が辻」の直前に纏められた様子です。 後半の、他の作家さんとの女性像の比較は興味深く、うっかり読み比べそうに…。2020/11/14

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