MFコミックス フラッパーシリーズ<br> アガペ 〈4〉

MFコミックス フラッパーシリーズ
アガペ 〈4〉

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  • サイズ コミック判/ページ数 191p
  • 商品コード 9784840113755
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nzmnzm

3
原作者と漫画家との熾烈な戦い。皮相を見れば駄作に過ぎないが、そのうらにある攻防、漫画家の無気力と才気の迸りの寄せては返すスペクタクル。石黒作品としては黒歴史化しつつあるし、確かに完成度は著しく低いけど、ともすれば良識的に小さくまとまりがちな石黒作品のなかにあって、この暴走の激しさ、鮮やかさは極めて魅力的だと言わざるを得ない。

ミズガキ

2
どうしてこんな漫画になってしまうのだろう。あらすじを読んで感じたほのかな可能性を完膚なきまでにつぶしてしまった作品は他にない。行き当たりばったりでやりたい放題。作画と原作で話し合ったりはしなかったのだろうか。要素要素はまあ悪くない。ただあまりに飽き性なので絵も話もすべてがあっちに行ったりこっちに行ったり。すき焼きの中にショートケーキと納豆入れて食べさせられてる感じ。何を見せたかったのか物語の根幹となる部分はぶれちゃいけなかった。2013/09/28

MonoCarky

2
話は大仰だったけれど、イマイチよくわからなかった。正直なところ、こういう「超越者」を描くことは、作者の力量が実にものをいう。このマンガでは「愛」ではあって、外延的に「愛とはこういうもの」ということで、「完全な愛をもった人はこう行動するかもしれない」と考えることはできるけど、内包的に「完全な愛をもった人はこう行動するし、ああいう行動はとらないし、そういうときは黙認する」というような、「作者は完全な愛の体現者ではないからしかたがない」と思ってしまう。森博嗣における「天才」の真賀田四季とかね。単純にいえば、俺の2013/05/24

ねんこさん

2
怒りと憎しみを煽るというくだりだけは今のネット界の現状を的確に切り取った、この作品の原作における唯一の評価点。しかし作画の石黒氏は既にやる気をなくしていて、全体としてはグダグダ。スプラッタなシーンも多くなっているし、作品そのものの潰れ加減も含めてある種のグラン・ギニョル的な悪趣味さは充分にある。話のタネに一読してみる価値はあるシリーズだと思う。あくまで話のタネに。2010/02/24

ふいっち

2
石黒詐欺。石黒正数作画と聞いて購入したが、漫画として読むに耐えない。あまりに酷い原作に反駁した石黒氏が物語中盤から作画を放棄しているように思えてならない。この本をよく世に出せた物だと思う。2009/05/03

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