ダ・ヴィンチブックス<br> 中国行きのスロウ・ボートRMX

ダ・ヴィンチブックス
中国行きのスロウ・ボートRMX

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  • サイズ B40判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784840108348
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

愛は確実に届けられる。だからこそ、今を生き続けるのだ。負けつづけた年代記から、決して逃げない「僕」の脱出記。村上春樹作品の革命的カバー小説。

著者等紹介

古川日出男[フルカワヒデオ]
1966年、福島県生まれ。早稲田大学第一文学部中退。編集プロダクション勤務、フリーライター、舞台演出家等を経て98年に『13』(角川文庫)で作家デビュー。4作目となる『アラビアの夜の種族』(角川書店)で第55回日本推理作家協会賞、第23回SF大賞受賞の2冠を達成した
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちばっち

3
初・古川日出男&未読・中国行きのスロウ・ボートという何ともデンジャラスな入り方をしましたが面白かったです。果たして原作はどんな話なんだろうと凄く気になりました!(実はずーっと積んだままです。)シェフ兄&包丁人妹の兄妹がロックで格好良かったです(笑)そしてヘイトカ&物語のラストにビックリしました。女子高生包丁人のその後が気になります!2017/12/03

afroblue

1
原作からは程遠いリミックス。でも、村上春樹が使いそうなプロットではあるかも。しかし、この本はその後の古川日出男のスタイルを如実に表していると思う。この流れは、ボディ・アンド・ソウルやLOVEにつながっていく気がする。この人はこの時期が一番好きだ。2015/03/23

誰パンダ

1
「あたしは女子高生庖丁人なのさ」2009/08/21

聖月

1
◎◎川日出男が奏でた『中国行きのスロウ・ボート』の変奏曲が本書なのであるが、これが実に良い。元曲は村上春樹流の静かな染み入るバラード調。その中で、“これまでに出会った三人の中国人との思い出”を、小学生時代、アルバイトシーン、10年ぶりに逢った友人篇と格調高く弾きわけた偉大なる村上春樹。それを古川日出男はアップテンポな曲調にガラリと変えての演奏である。“これまでに別れた三人の女性との思い出”に主題を変えながらも、やはり小学生時代、アルバイトシーン、10年ぶりに逢った友人篇と奏でていく。小学校名に“世界の終り2005/05/15

KASUKA

1
初代おれのために書かれた小説。2006/11/15

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