マイナビ新書<br> LINE―なぜ若者たちは無料通話&メールに飛びついたのか?

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LINE―なぜ若者たちは無料通話&メールに飛びついたのか?

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  • サイズ 新書判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784839944889
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0236

内容説明

若者を中心に人気急上昇中のスマートフォンアプリ「LINE」。ユーザー数の急増、国内外での人気などが話題になるものの、その実態はユーザー以外には、まだまだ謎に包まれている。本書ではLINEブームを分析し、そこから見えてくる新しいインターネットの姿やその活用術、そしてそこにひそむ課題も解説する。

目次

第1章 世界中で数千万人が熱中するLINE
第2章 これまでのネットサービスとの違い
第3章 LINEでつながる人、つながらない人
第4章 スマホシフトがもたらす課題
第5章 LINEはどこへ向かうのか
第6章 LINEが示すインターネットの未来

著者等紹介

コグレマサト[コグレマサト]
1972年埼玉県生まれ。獨協大学大学院博士後期課程中退。ブログ『ネタフル』を運営中。月間約100万PVを誇る。コンテンツ制作会社、インターネットサービスプロバイダー、ウェブ制作会社を経てブロガーに。アルファブロガー2004、アルファブロガー2006に選出。第5回Webクリエーション・アウォードWeb人ユニット賞受賞

まつもとあつし[マツモトアツシ]
1973年大阪府生まれ。ジャーナリスト・コンテンツプロデューサー。ASCII.jp、ダ・ヴィンチ、ITmediaなどに寄稿、連載を行いながら、東京大学大学院情報学環博士課程でコンテンツやメディアの学際研究を進めている。DCM(デジタルコンテンツマネジメント)修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

PAO

5
LINEのそもそもについて知りたくて読みました。なるほど日本のガラケー的要素である電話帳機能を残しつつ新しい機能の便利さを導入したことが皆さんに受けた理由だったことまではわかりました。SNSの世界に排他的な「ムラ」を設定するというのは非常に日本的なツールであると思いました。でも世界展開となるとそれが足かせになるのはIモードの二の舞の様な気もしました。2018/04/02

まめタンク

5
2012年94冊目。今、注目を集める無料通話アプリ「LINE」。日本発のアプリとして2011年にリリースされてからたった1年弱で全世界7000万人。日本国内でも3000万人以上が利用し、爆発的な普及を見せる。本書では「LINE」の誕生から現在に至るまで、なぜ、「LINE」が普及しているのか読み解く。アリーアダプターのいない成長というのは鋭い指摘だと思った。ただ、今後の収益化は不透明。「無料という枠組み」をどうやって外すかがカギだと思った。今のミクシィのようにならなければいいのだが…。2012/11/29

mercury

4
アドレス帳からつながってゆくというLineの特徴を利点と認識していなかった。考えてみると確かに便利ではある、しかし、仕事をしているとアドレス帳の中身が外に出るのはとても不安なので学生中心なのは納得だ。ただ、Lineはアドレス帳の電話番号、アドレスなどの情報を取っているだけで、ユーザーの年齢などの情報は集めていないというのには驚いた。本当につながりだけを見ているのね。2013/08/13

toaster

4
LINEというサービスそのものよりも、なぜそれほど多くの人が使っているのだろうかと、理由を知りたくて読みました。キャリアメールが使いにくいためにGmail等で統一、という流れがある一方で、若者を中心としてLINEをそのポジションとする流れがある。とりあえずはそう理解しておきました。FBなどのオープンなSNSと比べて、親しい友人同士で繋がりあえるクローズドなものが受け入れられたのはよくわかる気がします。むしろ、こちらの方が自然な形にも思えます。それが可能になったのはやはりスマートフォンの存在なのでしょうね。2013/05/16

nom

3
LINEの仕組みをコミュニケーションの側面からと技術的な側面から説明。「オープン」か「クローズ」。キャリアを問わないで使えるなどの点はなるほどと思える。LINEの戦術的な部分の解説は興味深い。2014/10/29

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