内容説明
観光産業からは“期待の星”として、インターネット業界からは“ソーシャルの次”として注目を集める、位置情報ビジネス。コロニーな生活☆ＰＬＵＳ、ケータイ国盗り合戦、フォースクエア…本書は、携帯電話やスマートフォンと、それに搭載されたＧＰＳ機能による位置情報、そしてインターネットの組み合わせよって誕生したコンテンツと、そのビジネスについて解説する。
目次
第１章 「位置ゲー」誕生
第２章 「コロプラ」が生み出した位置ゲーの価値
第３章 広がる位置ゲーの熱狂
第４章 スマートフォンが生んだ「ジオメディア」
第５章 ソーシャルメディアに広がる位置情報
第６章 「ケータイ文化圏」がもたらしているもの
第７章 東日本大震災と位置情報コンテンツ
著者等紹介
佐野正弘［サノマサヒロ］
福島県出身、東北工業大学卒業。エンジニアとしてデジタルコンテンツの開発を手掛けた後、携帯電話・モバイル専門のライターに転身。現在では業界事情からスマートフォン、若者のケータイ文化に至るまで、携帯電話に関する幅広い分野の執筆を手掛ける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅猫
4
ちょっと興味はあって、でも結局手を出さなかったジャンル。個人としてビジネスに応用できなくても、ツールとして使いこなせる人ではいたい。2014/04/26
ぎりのすけ
3
ふむ。なるほど。 ササッと読んだけど、「おわりに」にある「人の流れは血液のようなもの。移動がとだえると町は死んでしまう」との言葉に同意する。 人の動きをサポート・応援する仕組みとして、活用できれば面白い。★★2011/06/08
サンノート
2
まったくタッチしていない話題だから興味深かった。2014/11/09
chisa
2
ケータイ国盗り合戦ユーザーなので、興味深く読めた。まだ旅行の直接の動機にはならないけど、「ついでに盗ろう！」という気は満々で、新幹線で寝ることがなくなったからなぁ…本気でハマったら本当に大変（笑）これがビジネスになるっていうのが凄い。2012/05/17
ミュンヘン
2
コロプラ、ケータイ国盗りのユーザーとして面白く読んだ。位置情報で遊ぶ、という発想を最初に思いついた人はすごい。またガラケーのきっちり課金できる素晴らしさというものを過小評価してはいけないというのはもっともである。ただ最近のコロプラは方向性がやや変わってきており、コロプラ内の自由帳（ユーザーが自由に書き込める掲示板のようなもの）には不満が多く書かれていることなどは当然ながら書かれてはいない。面白いアイデアでサービスを起こすことより、継続させることのほうが難しいのだろう。2011/07/08
