内容説明
人生、勝ち続けることはできない。人は誰しも負けを経験する。では、勝者と敗者を決定付けるポイントは何だろうか。それは「負け方」だ。多くの日本人は「負けない（失敗しない）こと」を是とし、官僚に象徴されるように、時には「３勝１敗」の人物よりも「０勝０敗」の人物が出世することさえある。しかし、実際にビジネスの現場において、どちらが「できる」人物であるかは、自明の理だろう。成功する人は「負け方」を知っているのだ。本書ではベストセラー『ツキの法則』の著者、谷岡一郎氏が成功に結びつく負け方について、ギャンブルを例にしながら分かりやすく解説した。敗者諸君よ、君たちは敗北を誇れるか。
目次
第１章 負けたくない人々
第２章 弱いプレイヤーの典型
第３章 資本主義とは「賭け」のシステム
第４章 ギャンブラーの錯覚
第５章 偶然の要素―負けに不思議の負けなし
第６章 正しい負け方―リスクとプライス・トゥ・ペイ
第７章 本当に怖いギャンブラーとは―まとめに代えて
著者等紹介
谷岡一郎［タニオカイチロウ］
１９５６年大阪生まれ。大阪商業大学学長、学校法人谷岡学園理事長。慶応義塾大学法学部を卒業後、南カリフォルニア大学行政管理学修士課程を経て、社会学部博士課程を修了（Ｐｈ．Ｄ．）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tnyak
1
負け方の極意を説いた良書。テーマの性質上、ギャンブルを例にとった説明が多くありますが、本書はいかに生きるべきか、という人生の指南書です。負けを認めるのは、簡単なようで難しいことだと思います。だからこそ、爽やかに負けを認め、負けを消化し、負けから学ぶ人でありたい、と思います。2016/04/17
トナク
0
負けを認めることは、簡単なようで難しいのかも。2012/11/26
ハザマー
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宝くじは、ギャンブルであり控除率高さは競馬、パチンコの比でなく半分以上が胴元に・・・しかも大当たりした人が殆ど持っていく！こりゃ確率悪し、当たらんな。2012/10/02
いぬいち
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負けを受け入れて、そこから学ぶ。美しい負け方ができる………ようになれそうです。2012/02/15
Takuya Yamamuro
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勝ちの数だけ負けもある。勝ち方よりも負け方の方が難しい。でもガキのときから教えられるのは、勝ち方のみ...2011/06/30
