わたしが一番きれいだったとき―凛として生きるための言葉

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 23cm
  • 商品コード 9784839933173
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0095

内容説明

強く、潔く、胸を張って生きていくために―戦中・戦後をまっすぐに生きた女性詩人が今を懸命に生きるあなたへ贈るメッセージ。

目次

わたしが一番きれいだったとき
汲む―Y・Yに
自分の感受性くらい
みずうみ
知命

著者等紹介

茨木のり子[イバラギノリコ]
1926年大阪府生まれ。戦後を代表する女性詩人。小学校から高校時代まで愛知県で過ごした後上京し、現・東邦大学薬学部在学中、19歳で敗戦を経験。1953年川崎洋とともに同人誌『櫂』を創刊。同誌は、谷川俊太郎、大岡信、吉野弘など、のちに活躍する詩人を多数輩出した。1955年に初の詩集『対話』(不知火社)を出版。その後も多くの詩集で毅然と生きる女性の姿をみずみずしく表現し、共感を呼ぶ。2006年2月に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❁かな❁

144
茨木のり子さんの作品を読むのは2作目。今作も凛としていてしなやかで強くて素敵でした!茨木さんの代表作5篇の詩と写真のコラボ。モデルとして多部未華子さんが起用されています。茨木さんの清潔感のある無駄のない言葉と写真がピッタリでした*銀杏や緑やお花の写真など綺麗♪5篇とも素敵♡『自分の感受性くらい』の「自分の感受性くらい自分で守れ ばかものよ」の強さにドキッとしとても刺さりました!『汲む』の「もしかしたらたぶんそう 沢山のやさしい手が添えられたのだ〜今日までそれと気づかぬほどのさりげなさで」も良かったです☆2015/03/06

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

88
言葉が身体に染み込んでいく。他人を恨みに思ったり、僻んだり、もやもやしたりする心の中の毒素を浄化してくれる気持ちになります。茨木のり子さんの代表作と呼んでいい五編の詩を収録。『自分の感受性くらい』など既に知っている詩がほとんどでしたが、この本の特徴は若い女性に向けた〈写真詩集〉であること。〈若い女性〉の象徴として多部未華子さんが起用されています。この部分については好みが分かれるところかも知れませんが、女優としてのキャラが出過ぎる事もなく、良いコラボレーションだったのではないかと思いました。2014/11/18

おくちゃん🌸柳緑花紅

43
自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ2013/08/02

mikarin

33
多部未華子ちゃんが素敵な本。詩はめったに読まないので茨木のり子さんを知らなかったのですが、BTSのRMが「自分の感受性くらい」を読んでいたので。彼が読んでいたのは韓国語に翻訳されたものでしたし、この本じゃないと思うけど図書館で目についたものを手に取ってみました。でも「わたしが一番きれいだったとき」はどこかで読んだことがありました。有名な詩なんですね。この本には5編しか載っていないけど他の詩も読んでみたいと思った。韓国の詩を日本語に翻訳したりしてるみたいですね。興味を持ったのでいくつか本を借りてきました。2022/10/21

Koichiro Minematsu

27
今年成人式を迎えた次女へ。読んでくれ。美しく生きる言葉が見つかるよ。2019/02/22

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