内容説明
「鈴木大介の将棋」は鈴木大介八段が振り飛車の勝ち方を伝授するシリーズで、第3作目となる本書は軽快なさばきが特長の三間飛車編。戦型と後手三間飛車にしぼり、急戦、居飛穴、左美濃との戦いを取り上げた。居飛車相手に勝つコツを、「急戦には5三銀・4二金」「対穴熊には歩が入ったら5六歩の垂らし」「7三桂と9四歩は2手1組」といった文章で、わかりやすく解説している。
目次
第1章 後手三間飛車対居飛車急戦(後手三間飛車対居飛車急戦;従来の定跡;5三銀・4二金型対先手4五歩早仕掛け;5三銀・4ニ金型対先手6八銀~先手5七銀左;5三銀・4ニ金型対先手6八銀~先手3七銀;斜め棒銀対策)
第2章 後手三間飛車対居飛車穴熊(後手三間飛車対居飛車穴熊;居飛車穴熊先手5七銀~先手6六銀;居飛車穴熊先手5七銀~先手5八金;居飛車穴熊先手5七銀~先手3六歩;居飛車穴熊先手5七銀保留型)
第3章 後手三間飛車対居飛車左美濃(後手三間飛車対居飛車左美濃;左美濃6六銀型;左美濃6六歩型)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nerozou666
1
振り飛車御三家、鈴木大介九段(当時八段)の『鈴木大介の将棋』シリーズ3冊目。後手三間飛車に絞り、先手居飛車急戦・先手居飛車穴熊・先手居飛車左美濃についてそれぞれ解説されている。対居飛車急戦の章において、鈴木九段が監修された漫画『ハチワンダイバー』において作中で主人公が編み出した戦法「ハチワンシステム」のような形から袖飛車急戦の変化が掲載されているのが独特。三間飛車の基本定跡書は昨今よく見かけるが、本著は同作品のファンならば一読の価値あり。なお現在は四間飛車編と合わせてプレミアムブックス版が発売されている。2018/10/29
kinaba
1
何度か読もう2015/07/03