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ネット株の心理学

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  • サイズ B40判/ページ数 263p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784839920791
  • NDC分類 338.155
  • Cコード C3055

内容説明

株式市場に大きな影響力を持つようになったネット株取引。本書では、投資の世界に心理学を取り入れる「行動ファイナンス」という最新理論によって、ネット投資家の行動パターンを本格的に分析しました。ライブドアショックによってネット投資家たちは何を考え、どのように行動したのか…。その軌跡が鮮やかによみがえります。そうした最新の事例から実際の投資に役立つ理論を導き出し、さらに、ネット株取引が株式市場に与えている本当の意味に迫ります。

目次

第1章 株式投資の常識のうそ
第2章 投資家心理で解き明かすネット株取引のなぞ
第3章 ネット株取引の醍醐味
第4章 デイトレはなぜ儲かるか?
第5章 ネット株取引は、なぜ大流行したのか?
第6章 株はなぜ上がるのか?
第7章 株式投資で利益を出すための真理
第8章 新投資理論:株式投資はマーケティングである
第9章 ネット株取引の将来

著者等紹介

小幡績[オバタセキ]
個人投資家として積極的に投資し続ける行動派経済学者。株主総会やメディアでも積極的に発言。専門は行動ファイナンスとコーポレートガバナンス。1992年東京大学経済学部首席卒業、大蔵省(現財務省)入省、1999年退職。2001~3年一橋経済研究所専任講師。2003年より現在、慶應大学大学院経営管理研究学科(慶應ビジネススクール)助教授。2006年行動ファイナンス研究所設立。日本ファイナンス学会理事。2001年ハーバード大学経済学博士(Ph.D.)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

minamimi

3
この株高は何なのだろう?と勉強のつもりで手に取った。実体経済との乖離についての説明が、とても理解がしやすかった。2021/02/17

Humbaba

2
株式の値動きというものは,本来の価値とは必ずしも連動しない.最終的には一致するとしても,それはいつになるかわからない.デイトレードはリスクが高いと言われているが,株を保持している期間が短いということは,それだけリスクが少ないということである.2010/09/27

k_jizo

1
★★★これは面白い。個人は機関投資家におよばないので業績がよく伸びそうな会社の株を買って長期保有と考えていたが、筆者は個人こそリスクを最小にするにはデイトレが最適と説く。確かに長期論者はデイトレーダーを根拠なくギャンブル扱いしており、2分でかたをつける投資法と四六時中損得に一喜一憂するのがどちらが適切(仕事に悪影響を与えない)といわれると、うーんと悩んでしまう。株価の例は後講釈的だが、表題の心理学的なアプローチが新鮮だった2009/05/04

kenitirokikuti

0
東証など公開株を取り扱う市場は secondary market (流通市場)という。中古品をセコハン(secondary hand)というが同様の含みがある。戦後の日本は主に銀行が融資するため、多くの企業はIPO以外は株価に無頓着だった。新規発行して資金調達することは好まれなかった▲自動車会社は新車を売るのは熱心だが、中古価格には関心が薄い pp.254-2572015/12/13

くみ

0
☆☆☆2015/10/13

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