内容説明
株式市場に大きな影響力を持つようになったネット株取引。本書では、投資の世界に心理学を取り入れる「行動ファイナンス」という最新理論によって、ネット投資家の行動パターンを本格的に分析しました。ライブドアショックによってネット投資家たちは何を考え、どのように行動したのか…。その軌跡が鮮やかによみがえります。そうした最新の事例から実際の投資に役立つ理論を導き出し、さらに、ネット株取引が株式市場に与えている本当の意味に迫ります。
目次
第1章 株式投資の常識のうそ
第2章 投資家心理で解き明かすネット株取引のなぞ
第3章 ネット株取引の醍醐味
第4章 デイトレはなぜ儲かるか?
第5章 ネット株取引は、なぜ大流行したのか?
第6章 株はなぜ上がるのか?
第7章 株式投資で利益を出すための真理
第8章 新投資理論:株式投資はマーケティングである
第9章 ネット株取引の将来
著者等紹介
小幡績[オバタセキ]
個人投資家として積極的に投資し続ける行動派経済学者。株主総会やメディアでも積極的に発言。専門は行動ファイナンスとコーポレートガバナンス。1992年東京大学経済学部首席卒業、大蔵省(現財務省)入省、1999年退職。2001~3年一橋経済研究所専任講師。2003年より現在、慶應大学大学院経営管理研究学科(慶應ビジネススクール)助教授。2006年行動ファイナンス研究所設立。日本ファイナンス学会理事。2001年ハーバード大学経済学博士(Ph.D.)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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