出版社内容情報
ヘレン・ケラーが心のよりどころとしたのは意外にも、スウェーデンボルグの教えだった。
ヘレン・ケラー自らがその知られざる内面世界について綴った唯一の書。世界20か国でロングセラーとなっている。本書のなかで彼女は、三重苦の自分を情熱的な人生へと導いたものが、異端と言われた愛の思想家スウェーデンボルグの教えであることを初めて明らかにした。スウェーデンボルグ思想の解説という形をとってはいるが、ヘレン自身の体験に裏打ちされた熱いメッセージの書でもある。
「ヘレン・ケラーがスウェーデンボルグの深い信奉者であったことを知る人は少ない。かくいう私も本書を読むまではその事実を知らなかった。本書を読んで私は驚き考えさせられた。感覚世界の中で目に見えない領分をよく知っている人は、真に目に見えない超感覚的世界の実在をよく知ることができるのかと」(鎌田東二氏序文より)
内容説明
勇気を与えてくれるヘレン・ケラーの言葉
目次
1 他界を見た天才科学者
2 恩人ヒッツ氏の導きで
3 スウェーデンボルグの肖像
4 「聖言」の秘められた意味
5 天界の生活
6 神は愛なり
7 歓びこそが生命
8 障害は神から与えられた試練
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りえこ
15
素晴らしい本でした。本当にこの人は天才だな。思想も生命力もものすごい。2015/09/10
七生
4
素晴らしい本です。スェーデンボルグと出会って、恩師であるサリバンと距離をおくことになったヘレンの霊的な心境など、興味深く、なお強い天使への信仰をもつ彼女に感動しました。2012/03/29
りんふぁ
1
以前読んだ「わたしの宗教」の訳者の子が全面的に訳し直した一冊。確かに読みながら読んだことがあるなーという部分はあったが、前著よりも透明度が上がっている。訳し方が上手いのかな?ヘレンの思想がダイレクトに伝わってくる。2014/04/06
読書家さん#2EIzez
0
自分は小さい頃よんだ自伝の方がずっと感動したし 影響うけた2020/11/13