出版社内容情報
辞任以来の沈黙を破る書き下ろし!
都知事就任、五輪招致に邁進する中、
妻は突然の病に倒れ、帰らぬ人となった。
五輪招致成功の秘話、5000万円の真実、
妻と過ごした40余年の日々。
この作家の夫婦愛に泣き、不運さに憤る。
妻という女神を失った時、男はどう生きるか。
ーーーー林真理子
辞任以来の沈黙を破る書き下ろし!
都知事就任、五輪招致に邁進する中、
妻は突然の病に倒れ、帰らぬ人となった。
五輪招致成功の秘話、5000万円の真実、
妻と過ごした40余年の日々。
この作家の夫婦愛に泣き、不運さに憤る。
妻という女神を失った時、男はどう生きるか。
ーーーー林真理子
駆け落ち同然で結婚し、作家デビューまでの生活を支え、
公務も共にこなしてくれた、かけがえのない妻。
二人三脚で共に生きた昭和の時代と、嵐のように過ぎた2013年を、交互に描く。
そして明かされる、五輪招致成功の秘話、5000万円の真実、アマチュア政治家の意味……。
「さようならと言ってなかった わが愛 わが罪」
目次
第一章 ある日、突然に
予兆
異変
忍び寄る病魔
「余命数カ月」の宣告
サンクトペテルブルクへ
プレゼンの成功
一時退院
急変
花嫁は夜汽車にのって
第二章 何もなくても愛があれば
神田川流れて
ニュータウンへ
最後のロールキャベツ
保育園の連絡ノート
カリスマ美人教師
作家として本を書く
「パパはいばっている」
ミカドを巡る旅
走れD51
脳死
微笑子の物語
第三章 走り抜けて
一に好奇心、二に好奇心……
走れ、走れ
借りた五千万円
素人政治家の反省
二人三脚と永久の別れ
【著者紹介】
いのせ・なおき
1946年長野県生まれ。87年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞。2002年6月末、小泉純一郎首相より道路公団民営化委員に任命される。東京大学客員教授、東京工業大学特任教授などを歴任。2007年6月、東京都副知事に任命される。2012年に東京都知事に就任、2013年12月、辞任。
主著に、『ペルソナ 三島由紀夫伝』『ピカレスク 太宰治伝』『道路の権力』『道路の決着』(文春文庫)、『昭和16年夏の敗戦』『天皇の影法師』(中公文庫)、『猪瀬直樹著作集 日本の近代』(全12巻、小学館)がある。
内容説明
都知事就任、五輪招致活動、そして突然の辞任。激動のさなか、妻は突然の病に倒れ、帰らぬ人となった。辞任以来の沈黙を破る、招致成功の秘話、5000万円の真実、妻と過ごした40余年の日々。
目次
第1章 ある日、突然に(予兆;異変;忍び寄る病魔 ほか)
第2章 何もなくても愛があれば(神田川流れて;ニュータウンへ;最後のロールキャベツ ほか)
第3章 走り抜けて(一に好奇心、二に好奇心…;走れ、走れ;借りた五千万円 ほか)
著者等紹介
猪瀬直樹[イノセナオキ]
1946年長野県生まれ。87年『ミカドの肖像』で第十八回大宅壮一ノンフィクション賞。2002年6月末、小泉純一郎首相より道路公団民営化委員に任命される。東京大学客員教授、東京工業大学特任教授などを歴任。2007年6月、東京都副知事に任命される。2012年に東京都知事に就任、2013年12月、辞任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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壱萬弐仟縁
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