内容説明
2011年3月11日14時46分、東北地方でマグニチュード9.0の地震発生。その直後、巨大津波が太平洋沿岸地域を襲い、福島原子力発電所で放射性物質が漏れ始めた。死者・行方不明者の増大、建物の損壊、ライフライン寸断、液状化、電力不足…時々刻々と変わる状況と膨らむ不安の中で、稀代の論客が震災後3週間にわたって発信し続けた記録のすべて。
目次
1 ライブドアニュース「佐藤優の眼光紙背」より(国家翼賛体制の確立を!;大和魂で菅直人首相を支えよ;福島原発に関する報道協定を結べ;頑張れ東京電力! ほか)
2 新聞・雑誌論考より(今こそ翼賛体制を確立せよ!;危機管理の要諦はリスクを恐れないこと;頑張れ!東京電力;東日本大震災 ほか)
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修士課程修了後、外務省入省。分析のエキスパートとして活躍し、対ロシア外交の最前線で活躍。「戦後最強の外交官」「外務省のラスプーチン」などの異名をとる。2002年5月、背任容疑で逮捕。東京拘置所に512日間勾留される。逮捕の後も辞職はせず、最高裁で有罪(懲役2年6カ月、執行猶予4カ月)が確定し、’09年7月に失職するまでの執筆時の肩書きは「起訴休職外務事務官」。’05年に発表した『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて―』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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