Ｍａｇａｚｉｎｅ ｈｏｕｓｅ ４５ ｍｉｎｕｔｅｓ ｓｅｒｉ ４５分でわかる！脳を鍛える読書のしかた。―文章を読んで、聴いて、書けば、脳は成長する！

茂木 健一郎【著】

マガジンハウス（2009/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 93p／高さ 21cm
• 商品コード 9784838720385
• NDC分類 019
• Cコード C0095

出版社内容情報

本書は、2009年7月12日に開催された第16回東京国際ブックフェア読書推進セミナー「茂木流『読書のすすめ』」の講演をもとににたもの。
小学3年生で年間100冊、5年生で年間200冊を読破し、高校時代には『赤毛のアン』シリーズを原書で読み、『読書』をベースに学力（英語力も）・知力・思考力を伸ばしてきた茂木健一郎氏が、『論語』、夏目漱石、樋口一葉、内田百閒、小林秀雄、『赤毛のアン』･･････数々の愛読書を紹介しなかがら、活字の力、読書の効能、日本語の素晴らしさ等について語る。
人気脳科学者がはじめて語る「活字を読んで、聴いて、書けば、脳は成長する！」。

内容説明

活字の力、読書の効能、日本語の素晴らしさが、４５分でわかる！論語、漱石、一葉、アン…人気脳科学者が、「本」についてはじめて語った。

目次

１　「本を読む楽しさ」は変わらない！
２　世紀をまたいで読み継がれる「活字」の底力
３　読めば読むほど深遠な「漱石文学」
４　人としてあるべき姿を思い起こさせる名作
５　時を経て、回数を重ねて深まる読書の面白さ
６　「読む」力を養うためには「書く」ことも必要
７　文章や言葉は誰でも磨いていける
８　日本語の将来のためになすべきこと
９　素晴らしき日本語による素晴らしき日本文化の発信

著者等紹介

茂木健一郎［モギケンイチロウ］
脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授（脳科学、認知科学）。１９６２年１０月２０日、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。専門は脳科学、認知科学。「クオリア」（感覚の持つ質感）をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに、文芸評論、美術評論にも取り組んでいる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kanki]

自らの経験と距離をとって整理し、洗練した言葉に置き換える。それが文学

2023/06/07

[ともちゅん]

ん、なんかさらっと読めたせいか、あまり覚えてない…。目新しい新しい情報はなかったよーな。

2015/08/02

[かこりむ]

なんだか軽い感じだなぁ、と思ったら講演を起こしたものでした。本書では、活字になった本の魅力について繰り返し説いている。話したことを記録したものと最初から読みものとして書かれたものとの違いを、本書をもって体現している、のかな？内容的には面白かった。茂木さんのちゃんとした（？）書物も読んでみたいし、夏目漱石も再読せねば。自分で文章を書いてみることや英語の勉強は、これからも続けていこう。ボケ防止にもなるらしいし！

2015/07/26

[りえこ]

今まで読んだことのある本について、気付かなかった点に注目していたり、読むことだけでなく書くことと書かれていて、日本語についても書かれていて良い本でした。

2015/05/03

[こかち]

話があちこちに飛んでいるような…私の脳がダメなんだろうか。小林秀雄講演ＣＤは聴きたい。

2017/09/29