黙っていられない―“いのち”と“平和”を考える18通の往復書簡

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784838718351
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

内容説明

わたし・たちは、この世界でいま何ができるのだろうか。「100人の村」シリーズで大きな感動を呼んだ池田香代子と、チェルノブイリやイラクの子どもたちのために世界を飛び回る鎌田實。団塊の世代のふたりが40年ぶりに再会し、「あのとき」の夢と「いま」とを切々と語り合った二年間の記録。

目次

キーワードは「いのち」と「平和」
「いのち」「環境」「平和」―この三つは見えない糸でつながっている
「世界平和アピール七人委員会」の一員になって
この国の憲法の「不自由さ」がいいのです
アフガンの人びとへ、そしてインターネットの向こうにいる人びとへ
音楽NPOで「がんばらない」レーベルを立ち上げます
ケストナーを知ってますか?
お金では買えない志の高い行為というものがあります
専門家と「わたしたち」の橋渡しをするミドル(ウー)マンになりたい
ぼくもエリートじゃなくて、単なる仕事人なのです
戦争をやっている国では、子どもの命が軽いのです
「教育基本法」改正に反対して国会裏で演説しました
魚と野菜を食べて軽い運動をすれば心が軽くなります
持続可能な開発のために教育にかかわって
団塊の世代のひとりとして考えたこと
団塊世代の先頭を切って五十六歳で退職した
国家が国民にマインドコントロールを施している
黙っていられない。だって、まだ夢のつづきだから

著者等紹介

池田香代子[イケダカヨコ]
1948年東京生まれ。ドイツ文学翻訳家・口承文芸研究家。98年、ピリンチ『猫たちの森』で第一回日独翻訳賞受賞。世界平和アピール七人委員会メンバー

鎌田實[カマタミノル]
1948年東京生まれ。長野県の諏訪中央病院で、地域医療に携わる。88年、同病院院長に就任。現在、諏訪中央病院名誉院長、東京医科歯科大学臨床教授。94年、信濃毎日新聞賞(国際医療協力)受賞。2000年、ベラルーシ共和国フランチェスカ・スコーリヌイ勲章受章。04年、永井隆・平和記念・長崎賞受賞、06年、読売国際協力賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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