OK?ひきこもりOK!

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838714391
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0095

内容説明

ひきこもりの正しい認識と対処法。ひきこもり現象を読み解く。

目次

第1部 対談編(対談・上野千鶴子―“ひきこもり”から何が見えるか;対談・宮台真司PART1―学校を超えて‐ひきこもり・共同体・性と自己回復;対談・宮台真司PART2―流動性・バーチャル・コミュニケーション;対談・春日武彦―ひきこもり系の精神分析;対談・村瀬学―いま必要なのは個人の「演技指導」か「共同性」の再生か;対談・東浩紀―もう人間はうんざりだ)
第2部 思春期「専門医」の時事的つぶやき(はじめに―疎外される「ひきこもり」;ひきこもりと精神風土;少年犯罪と非―社会性;思春期における責任と主体 ほか)

著者等紹介

斎藤環[サイトウタマキ]
精神科医。1961年、岩手県生まれ。筑波大学医学専門群(環境生態学)卒業。医学博士。佐々木病院勤務。専門は思春期・青年期の精神病理、および病跡学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ころこ

34
「もう20年もすれば、50、60歳のひきこもりの事例が出現するでしょう」と、現在の8050問題が予言されています。しかし、冒頭の上野千鶴子との対談は、学齢期のひきこもりが対象と古さを感じさせます。上野のひとつひとつ事実を確認しながら、ひきこもり現象の仮説を学校との関係で考えていく慎重さは滑稽とさえいえます。これに対して、120ページ費やされる宮台真司との対談は、現在読んでも全世代のひきこもりにそのまま当てはまる分析をしています。エディプス的な去勢をされない全能感と、それに見合う理想の自己像に達しないことに2019/06/13

タテ

1
今月のNHKの『100分で名著』に出演していたのを見て、文章でも読んでみたいと手に取りましたが、う~ん、対談方式だからか、主張がなかなか身に沁み込まず・・・・、途中で断念。2011/09/28

もっさん

1
★★☆☆☆ 斎藤環氏の2000年頃の対談集。「戦闘美少女の精神分析」あたりの今となっては否定されてしまっているロジックが中心となっているので、どうにもまともに読む気になれない…2010/10/20

ゆうゆう

0
斉藤環と宮台や上野と言った家族社会学な感じの人達との対談。日本特有の教育制度や家族制度、人間関係のあり方などと「社会的ひきこもり」との関連2009/01/11

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