内容説明
ストーリーの役者としてだけでなく、食用として人間と密接に関わる存在が際立つ生き物。時代の文化や習俗を映す魚。
目次
泳ぐ魚、食用の魚
『万葉集』の鰻
『伊勢物語』の「われから」
『源氏物語』明石の「竜王」
『源氏物語』の氷魚
『枕草子』「中納言まゐりたまひて」の海月
『今昔物語集』の「鮭」
鯛を詠む和歌
蟹満寺説話
『平家物語』の鱸―「贄」を食ふ平清盛〔ほか〕
著者等紹介
鈴木健一[スズキケンイチ]
1960年生まれ。学習院大学教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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