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内容説明
朝鮮半島は今、“歴史的な大転換期”を迎えている。これから、南北関係はどうなるのか？そして、日朝・日韓関係はどうなるのか？中国は、アメリカはどう動くのか？朝鮮半島問題の第一人者が、圧倒的な取材力と情報分析力で「今の韓国・北朝鮮」を理解する重要ポイントを解説。
目次
１章 北朝鮮崩壊へのカウントダウンが始まった！
２章 後継者―「金正恩」とはいったい何者か？
３章 李明博後の韓国と南北関係はどうなる？
４章 日本の政権交代と、日朝・日韓関係のゆくえ
５章 破滅的な北朝鮮経済、問題山積みの韓国経済
６章 日本人が知らない「本当の韓国・北朝鮮」
著者等紹介
重村智計［シゲムラトシミツ］
早稲田大学国際教養学部教授。１９４５年中国遼寧省生まれ。鹿児島県沖永良部島出身。１９６９年早稲田大学法学部卒業後、毎日新聞社に入社し、１９７９年ソウル特派員、１９８９年ワシントン特派員、１９９４年毎日新聞論説委員などを歴任。この間、韓国・高麗大学と、米国・スタンフォード大学に留学。退社後は拓殖大学国際開発学部教授を経て、２００４年より現職。朝鮮半島情勢や米国のアジア政策を専門的に研究。その鋭い分析力には定評があり、韓国、北朝鮮問題のエキスパートとしてテレビ、新聞、雑誌等各方面で活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トダ―・オートマタ
10
キム・ジョンウンは本当はキム・ジョンイルの３男ではない可能性が高いと書いている。北朝鮮のことはかなりの情報が複雑なので、日本のメディアは あまりそのことについては考えてないのだろうと思う。 また、韓国と北朝鮮は密接に関係していることを感じた。 イ・ミョンバク政権は北朝鮮のスパイや左翼勢力に悩まされているとも書いているので、最近のイ・ミョンバク大統領の竹島上陸をはじめとした異常な行動は北朝鮮が関係しているものかとも思ってしまう。 日本は民主党政権は拉致問題については無関心なので、 日本政府の問題も大きい2012/09/29
ピエール
2
・国家も会社もリーダーで決まる ・核を放棄しろと言われて放棄した国は、かつて無い(から経済制裁をしても効果は無い) ・竹島は韓国が実行支配しているのだから問題は漁業権の確保だけ ・北朝鮮の原油購買力では戦争はできない など、なるほどと思うことが沢山書いてありました。が、読み始めてから初めて、自分はそこまで韓国と北朝鮮に深く興味を持っていないことに気がつきました。(じゃあ何故読んだの？)韓国の料理は好きですけれど。2013/03/12
晴れ女のMoeco
2
後継者(今は指導者)金正恩の正体、北朝鮮は本当に戦争を仕掛けるのか、諸外国との関係…わかりやすいけど、内容は濃い。北朝鮮は軍が力を持っている、という根拠に納得。金正日死亡の発表も、金正日の「影武者」すら、用無しとみなされるくらい、軍部が力を持ったのかな。拉致問題が解決しない理由なんかは、政治家の勉強不足かと思ったり。興味深かったのは韓国社会や経済の記述かな。あと李大統領の戦略も。あぁーー、国際関係ももっと勉強したい。2012/01/09
Goro
1
よくテレビでコメントとかされる方の本で、わかりやすかったです。ちょっとはかしこくなったと思われます。2011/11/21
withyuko
1
金正恩は、金正日の３男ではなく・・・衝撃の事実でした。このまま世襲されることはなさそう・・・ということは何か大きな変化があるということなんだな～とは思いましたが、今後５年で何が起こるか？はよくわかりませんでした。2011/06/01
