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内容説明
図らずも武士の鑑となった戦国下級武士の悲劇。(「鳥居強右衛門」)。将軍家光と友矩との禁断の愛、柳生兄弟の決闘(「柳枝の剣」)。戦国の気風を残す武士の壮絶な仇討(「藪三左衛門」)。“武士道”と政治的陰謀が織りなす残酷物語(「堀主水と宗矩」)。幕命に殉じた男たちの雪山決死行(「受城異聞記」)。泰平の世に真の“武士道”を体現した若侍(「放し討ち柳の辻」)。藩と幕府に痛烈な一撃を与えた武芸者師弟の反骨(「平山行蔵」)。人気作家七人の傑作短編で読む「武士道」。
著者等紹介
縄田一男[ナワタカズオ]
1958年、東京生まれ。文芸評論家。著書に『捕物帳の系譜』(大衆文学研究賞受賞)『時代小説の読みどころ』(中村星湖文学賞受賞)ほかがある。現在、日本経済新聞、週刊新潮などに書評を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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