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内容説明
今、驚異的なスピードで経済成長を遂げているインド。その存在感は政治、軍事、国際会議の場でも確実に高まっている。巨大な労働人口、豊富な天然資源、中産階級の台頭、飛躍する国内産業…その底知れぬ潜在能力とは?今後、先進国とのパワーバランスはどうなる?日本はこの国とどう付き合っていくべきか?―激動の時代にあるインドの最新動向と中・長期的展望を徹底解説。
目次
1章 なぜ「インドの大躍進」が始まったのか?―11億人の人口と台頭する富裕層(何がインドの高成長を支えているのか?;相次ぐ外国企業のインド進出 ほか)
2章 世界を席巻する「インド国内産業」の実力―IT・医療・映画…脚光を浴びるインド人の頭脳と技術(世界に類をみないインド独自の経済発展;切っても切れないインド経済とアメリカ経済 ほか)
3章 インドの政治・宗教・文化はどうなっている?―カースト制度、軍事・外交戦略から食文化まで(今、カースト制度はこうなっている;イギリスから受け継ぐ議会制民主主義 ほか)
4章 見逃してはならない「インドのリスク」―高度経済成長の裏で、インドが抱えている問題とは?(政界への進出が相次ぐ下層カースト;外資系企業の頭を悩ませるストライキ ほか)
5章 これから10年、「インドの時代」が始まる!―その成長力は中国を超え、人口は世界最大となる(もはや世界経済はインド抜きに語れない;日本企業は中国一辺倒の戦略を見直せ ほか)
著者等紹介
門倉貴史[カドクラタカシ]
エコノミスト。1971年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。専攻はマクロ経済学。同大学卒業後、横浜銀行のシンクタンク浜銀総合研究所の研究員となる。社団法人日本経済研究センター、東南アジア経済研究所(シンガポール)への出向を経験後、2002年に第一生命経済研究所に移籍、経済調査部主任エコノミストになる。2005年からは、BRICs経済研究所のエコノミストとして講演や執筆活動を行う。専門は日米経済、アジア経済、BRICs経済、地下経済と多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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