内容説明
数ある「幸福論」の中でも、ヒルティのこの名著が圧倒的な読者を獲得しているのは、書いてあることがいずれも実生活に即、役立つことばかりで、一つとして抽象論がないからである。ヒルティのいう、「春に種をまけば、秋には確実に豊かな収穫を手にできる」その方法は、最短時間で目標を達成する具体的ヒントにあふれている。まずは「人生の中で“一番長く使う時間(仕事)”を幸せに過ごす」法から、自分の「幸福づくり」をはじめよう。
目次
1章 仕事は楽しくやる(「没頭できる仕事」=「幸福」の原則;とにかく「できるところ」から手をつける ほか)
2章 「充実時間」を増やす(「時間がない」と言う前に;とんでもない「思い込み」 ほか)
3章 「人生の試練」を乗り切る(それは、一生をかけて求めるもの?;“なまけ心”と闘う ほか)
4章 「心」を鍛える―エピクテトス「自分を生かす法」(「自分の力が及ぶもの」と「及ばないもの」;間違いと失敗を防ぐ一番いい方法 ほか)
5章 世界で「いちばん幸福な人」(「敵がいる」ことの最大効用;相手の“人間性”を見抜く三つの条件 ほか)
著者等紹介
ヒルティ,カール[ヒルティ,カール][Hilty,Carl]
1833‐1909。スイスの法学者、思想家。代々医師の旧家に生まれ、ドイツのゲッティンゲン、ハイデルベルクの両大学で法学や哲学を学んだ
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。ベストセラーとなった『声に出して読みたい日本語』(草思社・毎日出版文化賞特別賞受賞)などで提唱した独自の方法論は、教育界のみならず広く日本人に感銘を与えた。NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の企画・監修も行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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