日本人が知らない日本経済の大問題―もうここまで見えている。このままでは私たち日本人は取り残されてしまう!

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784837923930
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0030

内容説明

日本経済の現状、世界の趨勢を知り尽くした二人が語る―知っているようで知らない「恐ろしい現実と予測図」。円高やデフレ、中国問題に振り回されている日本人必読の書。

目次

1章 「世界」はここまで変わった!その事実を知らない日本―いまだに「モノづくりが大事だ」と信じている人へ(「日本人が知らない」世界経済の大きな潮流;「目先」だけ取り繕ってきた大きなツケ ほか)
2章 国債問題、輸出構造問題、対中国問題…日本経済に「危機」が迫っている―「デフレ/円高」が問題ではない、怖いのは「インフレ/円安」だ(金利の「逆襲」;日本国債が暴落する日 ほか)
3章 為替レート、金融危機…「世界を動かすマネー」、見逃してはいけないポイント―「異常な状況」は今、どこで起きているか(「1ドル60円」でなくては辻褄が合わない;「円キャリー」のからくり ほか)
4章 新しい産業構造、国際化の条件…この経済感覚に「鈍感」では、これから生きていけない―「アップル」とは真逆を行く、「新興国依存経済」の未来(本来なら淘汰されるべき「ゾンビ企業」;「エコカー、エコポイント」の愚 ほか)

著者等紹介

野口悠紀雄[ノグチユキオ]
1940年生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授などを経て、2005年4月より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論

幸田真音[コウダマイン]
1951年生まれ。米国系銀行や証券会社で債券ディーラーなどを経て、95年『小説ヘッジファンド』で作家に転身。国際金融の世界を舞台に、時代を先取りするテーマで次々と作品を発表し話題になる。また、滋賀大学経済学部リスク研究センター客員教授、前政府税制調査会委員、財務省・財政制度等審議会委員、国土交通省・交通政策審議会委員などを歴任。NHK経営委員も務めている。TBSテレビ系「サンデーモーニング」や文化放送「幸田真音のIt’s Mine!」などでのコメンテーター、ラジオのパーソナリティーとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんだみょーじん

0
売却済み2011/01/02

ドリアン・グレイ

0
野口さんの主張がよくわかる2016/12/20

noritsugu

0
野口・幸田さんの本をいくつか読んだことあれば、それほど新しい・新鮮な話は多くはない。話が弾んだから本を出版することになったということからも分かるように、二人の基本的な意見は同じ。本当は対立する人で対談させないと、読者は多様な考え方には触れられないよなあ。(とは思いつつも野口悠紀雄さんと大前研一の対談本は読んでみたい、、、)問題解決のためには、製造業比率をアメリカ・イギリスのように変えれば良いとか産業構造転換すれば良いとかいうのは、全面肯定はできないなあ。なかなか難しそうなので。2011/04/03

christinayan01

0
G20中ひとり負けの日本の原因をさすがによく指摘している一冊。カネのならないところにカネを投入したり、英語教育に力を相変わらず入れない愚脳さはもう救いようのないレベル。世界から取り残されている点や、実は海外で日本製品って大した売れてないことももちろん触れている。2019/05/18

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