内容説明
同じ物を食べても、「体にいい人」と「悪い人」がいる。体温が35度台しかない現代の多くの人が、トマトやキノコ類のパスタを好み、ビールや緑茶を飲み、バナナやグレープフルーツなど南方の果物を年中食べている。これらはみんな「体を冷やす食べ物」ばかり。したがって、冷えが倍加してさまざまな不調や症状が現われるのも当然である。ならば、「体を温める食べ物」―たとえば、タラコのパスタを食べ、日本酒や赤ワインや紅茶を飲み、北方産のリンゴを食べ、さらに赤身の肉・魚介類を摂り、納豆、味噌、醤油、ショウガなどの陽性食をしっかり摂れば、「冷え」からくるさまざまな症状は好転していく。毎日の食卓が健康に直結しているのだ。「体を温める食べ方」が一目でわかる本。
目次
はじめに 何を食べるか、何を食べないかが決め手!
1章 病気にならない人、なりにくい人は「自分の体に合う物」を食べている!―これが健康体をつくる一番の法!(「体質に合わない物」ばかり食べていないか;病気になりにくい「健康体質」になるには ほか)
2章 体を温める(陽性)食べ物―「冷えタイプ」の人にいい/「温かタイプ」の人は注意(体を温める野菜類;体を温める魚介類 ほか)
3章 体を温めも冷やしもしない(間性)食べ物―誰が食べても安心(間性の野菜類;間性の果物 ほか)
4章 体を冷やす(陰性)食べ物―「温かタイプ」の人にいい/「冷えタイプ」の人は注意(体を冷やす野菜類;体を冷やす果物 ほか)
著者等紹介
石原結實[イシハラユウミ]
医学博士。1948年、長崎市生まれ。長崎大学医学部卒業、血液内科を専攻。同大学院博士課程修了。長寿地域として有名なコーカサス地方(グルジア共和国)や、スイスのB・ベンナー病院などで、最前線の自然療法を研究。現在、イシハラクリニック院長。また、伊豆に「ニンジンジュース断食」を実践し、健康増進を目的とする保養所を開設。テレビ・ラジオの健康番組でのわかりやすい医学解説でも定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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