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内容説明
人を動かす、説得する、トラブルを解決する、ビジネスを成功させる―すべての交渉事を成功させる、ある共通した秘訣がここにある。ユダヤ人があみだした最高の〈交渉の技術〉とは?
目次
第1章 ユダヤの知恵の結晶―最高の“交渉術”はこうして生まれた!
第2章 ロスチャイルド財閥にみるユダヤ式対世間交渉術
第3章 アメリカ式交渉術の限界―なぜアメリカは「ノー」から交渉を始めるのか?
第4章 日本式交渉法の非常識―この“落とし穴”を知らないから失敗する
第5章 ユダヤ式交渉は最高の交渉術だ
第6章 ケーススタディ・ユダヤ式交渉術―2億円の落とし穴
第7章 ユダヤ式交渉術だけがあなたに成功を保証する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nocturne2015
15
人間には口が一つなのに耳は二つあるのは何故だろうか。それは自分が話す倍だけ他人の話を聞かなければならないからだ。このような格言が歴史とともに書かれている。久しぶりに読むと、自分に染みてくる。2018/03/27
Hajime
1
なんか、筆者の偏見が強いような・・・(・・;) ただ、後半からは本格的に 交渉術の話に入っているので、役に立つかもしれない。2014/05/14
ささ
1
注意深く生きてたら身についている内容でした。しかし、身についてる人はあまりいないのではないでしょうか。自分には交渉術が身についていないと思う人には良い本。私にもよい本でした。2012/01/31
みやか
1
14時30分読了。ユダヤ式交渉術(と本書で呼んでいるもの)の精髄は「情報をよく集めて大事にする」「最終目標を明確にし些事にこだわらない」「腰の低い態度で丁寧に相手に接する」「感情的な態度を手放す」「いつもユーモアを忘れない」というような趣旨のことだった。美術館を訪れるとき、予備知識を持たずに観たときの印象を感じつつ鑑賞するのが良い(?)のかとおもっていたが、予備知識があるほうが絵が描かれたころの時代背景や描かれているものの意味の深みがわかって楽しい。ロスチャイルド家とキッシンジャーさんに興味を持った。2010/10/23
ながたろう
0
全体的にさくさく読めるし、内容もシンプル。 ユダヤ人のバックボーンとロスチャイルド一族を紹介後、アメリカ式、日本式の交渉術との対比をもって論理は展開される。 ただ、「ユダヤ式は・・」「日本式は・・」などど固定観念で捕らえすぎてる感はある。きっと理解を促すためだろうけどね。 印象に残ったのはこのフレーズ。 「金持ちのユダヤ人に子供はいない。ただ相続人がいるだけ」 「教育は最高の投資。教育こそが貧しい境遇から抜け出す唯一の策」 「情報、大局観、ソフトな対応とジョークが交渉を成功に導く」2012/01/03