エンジン01選書<br> 日本流ファシズムのススメ。

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エンジン01選書
日本流ファシズムのススメ。

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  • サイズ B40判/ページ数 120p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784835617398
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

内容説明

2009年8月、自民党大崩壊!日本はどうあるべきか?いかにすべきか?3人の論客による“驚愕の新生・日本論”キーワードはなんと“ファシズム”である。

目次

第1章 オバマとファシズム
第2章 金融大恐慌と新自由主義
第3章 オバマ大統領就任後の“世界”

著者等紹介

田原総一朗[タハラソウイチロウ]
ジャーナリスト。34年滋賀県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。岩波映画制作所に入り、のちテレビ東京に移りドキュメントを手がける。話題の最先端に常にこの人ありと言われる。テレビ朝日系列で87年より「朝まで生テレビ」、89年より「サンデープロジェクト」に出演中。早稲田大学特命教授、大隈塾塾頭

佐藤優[サトウマサル]
作家。60年生まれ。東京都出身。元外務省主任分析官。同志社大学大学院進学研究科修了。ソ連崩壊を挟む88年から95年まで在モスクワ日本大使館勤務の後、本省国際情報局分析第一課へ。主任分析官として活躍したが、02年5月、背任などで逮捕。09年6月に執行猶予付き判決が確定

宮台真司[ミヤダイシンジ]
59年仙台市生まれ。首都大学東京教授。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。テレクラ、援助交際、オウム問題、専業主婦、少年犯罪、学級崩壊、盗聴法など、多くの分野で発言を行い、改革プログラムなどにも参加。近年は「ソーシャルデザイン」の視点から、社会設計を行うエリートの必要性を説く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおかみ

4
2008年11月の「オープンカレッジin名古屋」における鼎談をまとめた本で、田原総一朗が疑問を投げかけ、佐藤優と宮台真司が詳細な解説をするという基本構図。先の米大統領選を軸に、日本の行く末を占う。何かと誤解を指摘される田原は、読者目線としての役割を果たしていると言えようか。様々な学者や思想家の名前がスラスラ出てくる宮台の説明は分かりやすいし、宗教に造詣が深い佐藤の話は説得力がある。基本的な知識ばかりではあるが、コンパクトにまとまっており読みやすい。政権交代が行われた今、再度議論してほしいと切に願う。2010/01/09

さるぼぼキング

3
目指すべきは小さな政府、相互扶助のある大きな社会。 国家を強くするファシズムではなく、社会を強くするファシズムを目指すべき。 グローバル化は不可避、グローバル化の中でも崩壊しない社会をつくる、そのために倫理的な行動をとる、 倫理を押し付けるのではなく、倫理的に振る舞うことが利益につながるんだというインセンティブが組み込まれた社会を設計するべき。2013/02/21

mt_punt

2
ファシズムとかいうとびっくりするけど宮台真司を読んでいると戦略的とはどういうことかがとてもよく分かってくる。佐藤優が判断の基準として国益と言ってることとつながるのだろう。2010/04/10

遠山太郎

1
オバマのファシズムは失政の緩衝材。ソドムとゴモラーオアシスと農業。グローバル化に掉さしつつ社会を保全するしかない。資本論ー恐慌・反共理論の失効。ムッソリーニもニューディーラーも性悪説ゆえに。ヨーロッパ特殊近代ではなく普遍個別近代ー90年代から。アジア主義も本来はそうだった、今の倫理の教科書にはない。日本の右は・・。全体主義的リベラル良き結果へ命がけで操縦。日本の左は・・。ニューリベラルの介入と第三の道から。コミュニタリアンサンデルの郊外批判の時期に、対日要求大店舗法。対米追従と国土保全が両立しなくなった。2011/07/13

tk

1
これいいわー。2011/02/16

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