内容説明
日本教育界のスターたちが、本音を語る面白さとこわさ。
目次
第１章 いじめの話、自殺の話
第２章 教育政策、このままでいいの？
第３章 失敗しないと大人になれない
第４章 学校だけに期待するな
著者等紹介
陰山英男［カゲヤマヒデオ］
立命館大学教育開発推進機構教授（立命館小学校副校長兼任）。５８年兵庫県生まれ。岡山大学法学部卒業。小学校教師時代から、百ます計算や漢字の徹底反復で基礎学力の向上を目指す「陰山メソッド」を確立し脚光を浴びる。その一方、そろばん指導やコンピューターの活用など新旧を問わず積極的に導入する指導法によっても子どもたちの学力向上を実現している。０６年４月より現職。文部科学省・中央養育審議会教育課程部会委員。内閣官房「教育再生会議」有識者委員
川勝平太［カワカツヘイタ］
静岡文化芸術大学学長／「子ども農山漁村交流プロジェクト全国推進協議会」会長／「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」会長。４８年京都生まれ。早大、同大学院修了。Ｄ．Ｐｈｉｌ．（Ｏｘｆｏｒｄ）。早大教授、国際日本文化研究センター教授を経て、０７年より現職。国土審議会委員、教育再生会議委員を務める。日本社会固有の近代化のあり方を、国境を越えた経済交流を視野に収めながら描き出す仕事を続けている
小山泰生［コヤマタイセイ］
ＮＰＯ法人子ども環境文化研究所理事長。５９年東京生まれ。学習院幼稚園で皇太子学友となり学習院高等科卒業。南方熊楠、柳田国男と親交した社会学者の祖父・小山榮三から日本民俗学を学ぶ。８５年日本大学芸術学部映画学科監督課程卒業。現在、民俗学研究の傍らＮＰＯ法人子ども環境文化研究所理事長。乳幼児のために従来の知育とあわせて文化資本（社会学的視座）を重視した情操教育を実践しクラウンテューター（家庭教師）を派遣する『クラウンベビーズコート』、国際標準の作法と日本の伝統文化を教える『プロトコール講座』を主宰
藤原和博［フジワラカズヒロ］
前・杉並区立和田中学校校長／東京学芸大学客員教授。５５年生まれ。７８年東京大学経済学部卒業後リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任後、９３年よりヨーロッパ駐在、９６年同社フェローとなる。０３年より５年間、都内では義務教育初の民間校長として和田中学校長を務める。学校を核に地域社会を再生するプロジェクトを推進。０８年、橋下大阪府知事特別顧問
米澤明憲［ヨネザワアキノリ］
コンピュータ科学者東京大学教授／日本学術会議会員。初等中等教育の改革に関心が深く、００年から３年間、小泉総理諮問の「総合規制改革会議」委員・教育分科会主査として、新しい公立学校である地域運営学校（日本版コミュニティスクール）の法制化を行った。０５年４月より１年間、東京都杉並区杉森中学校（地域運営学校）の運営協議会長を務めた。東京大学大学院では、長年、コンピュータのプログラム言語の研究・開発・教育やコンピュータシステムのセキュリティの研究に従事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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