内容説明
引退しかけた男の再就職先は西海岸のマイナーリーグ。年収は二億五千万ダウン、愛する家族と離れての単身赴任、言葉の通じぬ職場、貧しい設備、同僚たちの冷ややかな視線、評価は実績無視の新人扱い。それが、彼の選んだ道だった…。成功は危険な決断から生まれる。LAドジャース斎藤隆初の自伝。
目次
第1章 捨てきれない夢のために―メジャーへの憧れ
第2章 36歳、困難な挑戦が始まった…―土壇場で、ドジャース
第3章 自己をアピールするということ―カラオケが運命を変えた!?
第4章 降格…支えてくれた家族―マイナー転落、そしてメジャーへの道…
第5章 ウェルカム・トゥ・ビッグ・リーグ―夢の舞台、そして真の挑戦
第6章 僕が再生できたのは…―気持ちの充実と環境の素晴らしさと
第7章 信頼を勝ち得るということ―監督と選手の関係とは
第8章 メンタル・タフネスを学ぶ―シリアスな姿勢ばかりでは、何も生まれない
第9章 忘れられない日―何があっても、前向きに生きていこう
第10章 自分が過ごした最高の日々―再生までに必要だったもの
斎藤隆のCHALLENGE BLOG
著者等紹介
斎藤隆[サイトウタカシ]
メジャーリーガー。1970年2月14日、宮城県出身。1991年、東北福祉大学からドラフト1位で大洋ホエールズ(現・横浜ベイスターズ)へ入団。2年目の1993年には8勝を挙げ、ローテーションの一角を担うピッチャーとなる。1997年には故障で一年間離脱したものの、翌1998年には13勝をマークし、見事復活を果たす。同年の横浜ベイスターズ日本一に大きく貢献するとともに、カムバック賞も受賞。2001年から2年間は、抑えとして活躍。2003年、2年ぶりに先発復帰したが故障が響き、以降数年間は満足な成績が残せぬまま、2005年オフ、横浜ベイスターズを退団。36歳を迎えた2006年、かねてからの夢であったメジャーリーグへの挑戦を決意し、ロサンジェルス・ドジャースに入団。シーズン開幕当初はマイナーからのスタートだったが、4月7日のフィラディルフィア・フィリーズ戦よりメジャーに昇格。6月からクローザーを任されると、ドジャース球団新人記録となる24セーブを挙げる大活躍をし、チームのプレイオフ進出に大いに貢献した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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