内容説明
こだわりが強く、他人とうまくコミュニケーションがとれない亜咲は「変わった子」と呼ばれ、生きにくさを感じながら学校生活をおくっていた。しかし、知的障害を伴わない自閉症、軽度発達障害の一種である「アスペルガー症候群」と診断されたことにより、自らの個性を認め、家族や周囲の理解と協力を得ながら、新たな一歩を踏み出していく…。誤解されることの多い独自の世界観を、当事者の目線からやさしく細やかに描いた一冊。
著者等紹介
成沢達哉[ナルサワタツヤ]
1973(昭和48)年12月17日生まれ。岡山県出身。28歳のときに高機能自閉症であることがわかり、以来発達障害に関心を抱きつつ、「自分探し」を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。