内容説明
戦中・戦後の激動に翻弄されながら教育と文学に真摯な情熱を傾けた文学者・長谷健のの本格的評伝。
目次
第1章 生い立ち
第2章 文学修業と文章修業
第3章 英文学と教育文学
第4章 芥川賞受賞
第5章 教育文学の道のり
第6章 戦後の蘇生
第7章 未来を青年に託して―「白秋三部作」と「静かなる怒涛」
終章 没後の「豆腐忌」と未来をつくる「長谷健賞」
著者等紹介
堤輝男[ツツミテルオ]
昭和6年(1931年)2月7日生まれ。長谷健の兄・恵吉の長男。長谷健の甥にあたる。福岡県立中学伝習館卒業。文部省管轄・福岡県立ろう学校教員養成所修了。福岡県立ろう学校と東京都立ろう学校に五年間つとめて退職。以後は各種団体の仕事につきながら文学の勉強を続ける。平成2年(1990年)9月26日、長谷健資料室を落成、主宰する。現在、NPO(特定非営利活動法人)長谷健顕彰会・理事・事務局長
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