内容説明
優しすぎ、繊細すぎるためにひびわれた１５歳の心。ロックバンドを結成した４人の中学生。いじめ、不登校、ひきこもり、親の自殺をのりこえて、ギター片手にズッコケ先生とヨットで春の梅へとすべりだす。いま、ゆっくりと魂がいやされていく『１５歳・魂の再生』を問うノンフィクション。
目次
いじめ、死の闇の前で
中学生ロックバンドＱ’ｚ（キューズ）の旅立ち
四人との出あい
本気だった中学生
ギターを弾けない私
ビートルズを演奏する
バンドに夢中になる四人
ビートルズ・スタート
ＰＴＡに呼びだされる
中学生のくらし〔ほか〕
著者等紹介
友村忠［トモムラタダシ］
山口県下関市出身。中学校卒業後、社会経験を積む。後、高校、大学を卒業し新聞記者となる。８０年に福岡県小学校教員になる。９０年、中間市内の教職員と絵本「この碑のかげに」「よみがえった黒べえ」を制作。９２年、在日朝鮮人教育資料「パラン１～３」を制作。９５年、福岡県同和教育副読本「かがやき」執筆委員
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