内容説明
“らい予防法”が廃止されて4年の歳月が流れた。戦後米占領下にあった沖縄のハンセン病患者の実態と、“らい予防法”の真実を追う、元看護婦の渾身の著作。
目次
第1章 ハンセン病との関わり
第2章 沖縄におけるハンセン病
第3章 強制収容と死痛
第4章 患者の手記は語る
第5章 らい予防法は人権問題
終章 予防法と後遺症
著者等紹介
川口与志子[カワグチヨシコ]
大正13年沖縄県生まれ。昭和24年沖縄県石垣島の衛生部に看護婦として勤務。同年結婚退職。平成5年沖縄大学政経学部卒業。8年4月1日に発売された“らい予防法廃止”の新聞記事を読み、調査を開始。約4年の歳月をかけて、沖縄のハンセン病をレポート
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