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オズの魔法使いシリーズ
完訳 オズのエメラルドの都

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  • サイズ A5判/ページ数 299p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784835447704
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

内容説明

魔法のベルトをうばわれたノーム王はキテレツ族、ガリゴリ族、マボロシ族と結託してオズの国エメラルドの都に攻め入ります。決して諦めないドロシーとオズマ姫と仲間たち、その誰もが精一杯の知恵と勇気をだしあってオズの国を救おうとします。ユーモアあふれた物語のなかに、それとなく書かれている生きていくことの意味。オズを守るため、ドロシーたちの出した答えは―。

著者等紹介

ボーム,ライマン・フランク[ボーム,ライマンフランク][Baum,L.Frank]
1856年ニューヨーク州生まれ。俳優、脚本家、セールスマンなどのさまざまな職業を経て40代で作家となる。44歳のときに発表した『オズの魔法使い』でファンタジー作家として人気を確立。読者の子どもたちからの熱い要望にこたえ、オズ・シリーズの続編や番外編を20年にわたって書きつづけた。ほかにも子ども向けの作品を数多く創作している。演劇にも終生こだわりつづけていたが、作家以上の成功を得られることはなかった。1919年、62歳で没

ないとうふみこ[ナイトウフミコ]
上智大学英語学科卒業。英米文学翻訳家。東京都府中市出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

soran

2
おじさん夫婦はじめ主要人物全員がオズに集い、平和が破られないよう国を閉じて、皆で幸せに暮らしましたとさ、となる筈だったんですね、このシリーズ。 今回はエメラルドの都に禍々しい侵略軍が迫ります。「相手がどんなに邪悪でも、生きている者を殺す権利はだれにもないわ。きずつけ、不幸にする権利も。たとえこの王国をすくうためでも、わたしは戦いません」ときっぱり言い切るオズマ姫。この時代のアメリカでこの発言って、すごい! いかにもオズ的解決法で難局を見事乗り切り、さて、一旦閉じちゃったシリーズをどう繋げるんだろう。。2012/08/18

Ryuki Sena

1
ちょいちょいグリンダが仕事しすぎでびっくり。この間は詰め込みすぎてとっちらかっている感じがする。ドロシーの冒険談だけでも別にすればよかったのになー。お伽の国にはもう簡単にいけなくなってしまうで物語り終了。2014/09/23

utaki

0
ここで第一部完。  好きな終わり方でした。  ファンタジーと行き来して、最後現実の世界に戻ってきてしまう話は多いけど、現実世界の仲間を引き連れておとぎの国へ移住って。  あとグリンダ最強伝説ですね。 2013/07/07

keiko_f

0
 前作前書きでの予告通り、オズシリーズは本作でいったん終了。だなんて、当時の子どもだったらわたしも絶対投書してるわ。新たなるアイディアを提案できたかどうかは別だけど。 「今はやりの飛行船」だの「(無線を発明した)マルコーニに相談してみよう」だの、ところどころにその時代の現実が見え隠れしているのも、このシリーズの魅力のひとつ。次は何が出てくるのかな。 2013/03/23

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