内容説明
ヘンリーおじさんと二人で船旅に出たドロシーは、激しい嵐に巻きこまれ漂流してしまった。そして、たどり着いたのは見知らぬ国。言葉を話すめんどりビリーナ、ぜんまいじかけの機械人間チクタクと仲間になったドロシーは、流れ着いたこの国が「エヴの国」だと知る。かつては王に治められていたエヴの国。しかし、国王が死んでしまった後、地下世界に君臨する妖精ノームの王が、残されたエヴの王妃や子どもたちをとらえたため、今では国を治める人がいなくなり無法地帯となっていた。おまけにノーム王は、魔法で王家の人々を置物にかえてしまったという。ドロシーと仲間たちは、王家の人々を救い出すため、危険な地下の世界へ降り立つが、そこには数々の罠が待ち受けていた。魔法の国で繰り広げられるふしぎな冒険を描いた、シリーズ第3弾。
著者等紹介
ボーム,ライマン・フランク[ボーム,ライマンフランク][Baum,L.Frank]
1856年ニューヨーク州生まれ。俳優、脚本家、セールスマンなどのさまざまな職業を経て40代で作家となる。44歳のときに発表した『オズの魔法使い』でファンタジー作家として人気を確立。読者の子どもたちからの熱い要望にこたえ、オズ・シリーズの続編や番外編を20年にわたって書きつづけた。ほかにも子ども向けの作品を数多く創作している。演劇にも終生こだわりつづけていたが、作家以上の成功を得られることはなかった。1919年、62歳で没
ないとうふみこ[ナイトウフミコ]
上智大学英語学科卒業。英米文学翻訳家。東京都府中市出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱに
まる
Ryuki Sena
chicoco
keiko_f