龍馬の絵本 なかおかはどこぜよ

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 31cm
  • 商品コード 9784835442877
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

坂本龍馬が大阪にあらわれた。よしおくんに「中岡はどこぜよ」とたずねるから、こまってしまった。自転車のうしろへ龍馬をのせたよしおくんは、大阪の町を走る。「中岡はどこぜよ」中岡慎太郎というオッサンと、どこで会えたと思う?「たかでたまるか!」(こらぁ、たいへんなこっちゃ)思いもよらぬ結末へきみをぐんぐんさそいこむSFナンセンス絵本の傑作。ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞特別推薦受賞。

著者等紹介

田島征彦[タジマユキヒコ]
1940年生まれ。大阪府出身。幼少年時代を高知県の山村で過ごす。京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)染織図案科専攻修了。型絵染作品で日本版画家協会展(現・会員)、京都洋画版画新人賞、高知国際版画トリエンナーレ。絵本に、『祇園祭』(第6回世界絵本原画展金牌受賞)、『じごくのそうべえ』(第1回絵本にっぽん賞受賞)、『火の笛―祇園祭絵巻』(小学館絵画賞受賞/いずれも童心社)、『てんにのぼったなまず』(第11回世界絵本原画展金牌受賞)、『はじめてふったゆき』(竹内智恵子・共作/1989年ライプチヒ国際図書デザイン展銀賞受賞/いずれもブッキング)他多数

関屋敏隆[セキヤトシタカ]
1944年生まれ。岡山県津山市出身。京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)工芸科染織専攻卒業。在学中より葛飾北斎、安藤広重、山下清の画業と生涯に憧れ、スケッチブック片手に日本各地を野宿旅行をする。絵本に、『馬のゴン太旅日記』(原作・島崎保久/第7回絵本にっぽん賞受賞、第31回課題図書、よい絵本選定/小学館)、『オホーツクの海に生きる』(文・戸川文/第44回産経児童出版文化賞美術賞、第17回ブラティスラヴァ世界絵本原画ビエンナーレ・金のりんご賞、BIB’99ベオグラード国際イラストレーション・ビエンナーレ・グランプリー受賞/ポプラ社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mocha

75
復刊ドットコムさんありがとう。細かい突っ込みなど受け付けない、迫力ある絵本。竜馬が現代の大阪で中岡慎太郎を捜すという話です。大阪弁と土佐弁の掛合いが力強く、なおかつ緊張感がなくて面白い。久し振りに再読。2015/10/07

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

60
久々に再読。私が絵本を見るようになったのはこの本を見て以来かも知れない。1990年に『中岡はどこぜよ』というタイトルで出ていた。私は坂本龍馬が好きなので、当時見てたちまち魅了された。ものすごい迫力である。ダイナミックという言葉が相応しい。現代の大阪の街に龍馬が突然現れ中岡慎太郎を探す。ただそれだけの話なのに強烈な印象である。新撰組も登場するが、見た目が凶悪過ぎて面白い。幕末を知らない子供がこの絵本を見てもよくわからない部分もあろうが、これで龍馬を知り、歴史と人間に素敵に出会う事を願ってやまない。2014/06/29

まま 

20
ナンセンスを理解する能力があまり無いのですが、コレは楽しかった。(龍馬贔屓入ってますᴡ)絵も豪快でとても合ってて良いです。つづく!?(笑)

Cinejazz

18
祇園祭の宵山の夜のこと、京のまち宿に集まった浪士たちが、新しい世のことを話し合っていたところへ、新選組の近藤、土方、沖田らが踏み込んできた!・・・「中岡慎太郎はどこぜよ」突如、大阪の<よしお君>が寝ている部屋に飛び込み現れ出たのは、かの<坂本龍馬>だった! ・・・自転車の後ろに龍馬を乗せて<中岡のオッサン>を求め、大坂の町を走る<よしお君>だったが・・・。 幕末から現代にワープした龍馬の処狭しの慌てぶりを、迫力のモノクロ版画で表現したユーモアあふれる時代錯誤絵本。2022/09/27

テクパパザンビア

10
お気に入りさんの感想レビューで私も図書館で鑑賞。SFナンセンス絵本って括りがある事にビックリ、『たかで たまるか!』。孫が出来たらプレゼントしてやろう。2015/10/08

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