著者等紹介
田島征彦[タジマユキヒコ]
1940年、大阪府に生まれる。幼少年期を高知県の山村で過ごす。1965年京都市立美術大学(現・芸術大)染織図案科専攻科修了。型絵染作品で日本版画家協会展(現・会員)、京都洋画版画新人賞、高知国際版画トリエンナーレ。絵本では『祇園祭』(童心社)『てんにのぼったなまず』(ブッキング)で2度の世界絵本原画展金牌賞、『じごくのそうべえ』(童心社)で第1回絵本にっぽん賞、『火の笛―祇園祭絵巻』(童心社)で小学館絵画賞
吉橋通夫[ヨシハシミチオ]
1944年、岡山市に生まれる。法政大学卒業。『季節風』同人。作品は『たんばたろう』(TBSブリタニカ)で毎日童話新人賞、『京のかざぐるま』(岩崎書店)で日本児童文学者協会賞、『なまくら』(講談社)で野間児童文芸賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ochatomo
14
【再読】 表紙絵が違う復刊本 1981年の元本の方がやや色鮮やかな感じ 2007刊2021/04/05
Lesen
10
こたろうが釣り上げたのはつぼ。その壺、昔にいた大泥棒の宝物。島中の人が探し始め見つからないから、とうとう琵琶湖の水を抜く。それでも見つからない。水が無い事に困った人達はこたろうに水を探しに行かせる。見開きの頁と何処までも落ちていく縦頁がお気に入り。最終的に落ちた先が。。。絵本だからこそですね。構図も冒険も楽しい絵本。次男セレクト。2016/08/13
チャタママ
5
こたろうは、何処まで行ってしまうのか、、、2023/12/20
紅花
5
絵が「じごくのそうべえ」の田島政彦さん。文章も何となく似ている。だけど、ちょっとわかりにくい所もあるのと、絵が暗い。琵琶湖に栓があったりする内容は面白いけど、リズムが「じごくのそうべえ」ほど良くない。2013/12/05
TAGO
3
田島征彦氏の絵は力強くて迫力がある。 絵本を読んでいるはずなのに 映画の大スクリーンを観ているような感覚。 壮大な話の展開と画力で どっぷりと作品の世界に引きずり込まれる。 そして文が方言なのも リズミカルかつユーモラスで 親しみ易い♫ 氏の絵本は数冊読んだけど この絵本が一番好きだな。2019/05/07