内容説明
本書は、離婚にかかわる問題を、主に法律の面から、説明しようとするものです。本書の特色は、第一に、離婚にかかわる法律問題を、幅広く、かたよらずに、とりあげていること、第二に、法律の基本的な仕組みを明らかにすることを主なねらいとしながら、あわせて、なまの判例や、統計数字を使って、具体的な説明をしていること、第三に、わかりやすい話し言葉で簡潔に説明していること、などです。この薄い本一冊で、離婚について、考えたり、悩んだりしておられるかたがたのお役に十分立つものです。
目次
第１章 離婚の実態
第２章 離婚の方法
第３章 離婚に伴う、金銭の問題―慰謝料と財産分与
第４章 離婚に伴う、子の問題
第５章 内縁の解消など
第６章 再婚
著者等紹介
金井正元［カナイマサモト］
１９３５年長野県生まれ千葉在住。１９５７年東京大学法学部卒業。司法試験合格・国家公務員６級職（元Ｉ種）試験（法律職）合格・通訳案内業試験（英語）合格・実用英語検定１級合格。聖徳大学教授（前・国立音楽大学教授）。国際基督教大学（ＩＣＵ）講師。著書に『レディの法律―新“女の一生”』、『別れもまたたのし―離婚の法律問答』、『労働組合法の解説―労働法総論・集団的労働関係法』、『労働基準法の解説―個別的労働関係法』、（以上、一橋出版）。『パズル民事訴訟法』（東京法経学院出版）、『マスター商法』（法研出版）（《発売》育英堂）
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