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MANGA BUNGOシリーズ
歌行燈―コミック版

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  • サイズ 文庫判/ページ数 169p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784834263350
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

内容説明

桑名を旅する能役者・源三郎と小鼓師・秀之進は、芸妓のお三重に出会う。明かされる過去の因縁と悲恋。能をモチーフにした鏡花浪漫の名作。

著者等紹介

泉鏡花[イズミキョウカ]
1873‐1939。本名・鏡泉太郎。出身は、石川県金沢市下新町。1891(明24)年に上京して、尾崎紅葉の弟子になり小説家を志す。1893(明治26)年に、処女作である「冠弥左衛門」を京都日出新聞に連載、さらに2年後に発表した「外科室」が評判となった。独自の美的な感覚による作品を数多く著し、幻想文学、あるいは耽美文学のさきがけ的存在といわれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

絵具巻

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文京区立真砂図書館で借りました。2013/11/27

チョッキー

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能楽が物語の主軸に据えられ少し取っつきにくい物語をわかりやすく漫画化されている。場面が、飛び飛びに展開されながら、最後は、湊屋の内ではお三重が舞い、外では喜多八が謡うラストシーンが感動的。罪を告白する男と、哀しい身の上を語る女、彼らの物語が交錯し、鏡花らしい幻想の世界が浮かび上がっている。2021/06/11

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