内容説明
親友への裏切りの負い目から世間に背を向けて暮らす宗助と御米。背徳の罪を犯した苦しみからの救いを求め宗助は禅寺の門をたたくのだが…。
著者等紹介
夏目漱石［ナツメソウセキ］
１８６７‐１９１６。本名・夏目金之助。江戸牛込馬場下横町（現・新宿区喜久井町）に生まれる。帝国大学文科大学（東京大学文学部）英文科を卒業後、愛媛、熊本での教師生活、イギリス留学を経て朝日新聞社に入社。１９０５年（明治３８年）、雑誌「ホトトギス」に処女作となる『吾輩は猫である』が掲載される。その後、近代知識人の苦悩、自我についての作品を数多く発表（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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なみ
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「坊ちゃん」と「こころ」の中間みたいな。最低なことをした自覚はあるけれど「こころ」の先生ほど卑屈に厭世的でもなく、坊ちゃんほど自信過剰な負けず嫌いでも無鉄砲でもなく。淡々と生きている。余裕派なんだなあと現代文の授業を思い出した。2016/06/28
かわばた しんご
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漫画は確かに読みやすい。あっという間に読めます。本作を活字で読むと合間合間で読んだのもありますが一週間近くかかりました。コミックになるとあっという間！本作では主人公、歯が悪く根の病気になってますがコミックではそんな描写は生々しいからすっとばしてます。文学的な表現を堪能するにはやっぱり活字で読むべきでしょう。あらすじをおさえるだけならマンガがいいですね！2016/05/29
絵具巻
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文京区立真砂図書館で借りました。2013/08/24
kuro
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罪の意識を感じられることが一番の罰なんじゃないだろうか、ということを考えさせられた。2019/08/21
