内容説明
狩りから帰る途中、道に迷いお腹を空かせた紳士ふたり。山奥で見つけた「料理店」に入るが…「どんぐりと山猫」「双子の星」も同時収録。
著者等紹介
宮沢賢治[ミヤザワケンジ]
1896‐1933。出身は岩手県稗貫郡里川口村(現・花巻市)。進学した盛岡高等農林学校(岩手大学農学部)で地質学、土壌学などを学び、花巻で農学校教師を経てから私塾・羅須地人協会を開いて農民達に芸術の重要性を説く。1924(大正13)年に、処女詩集『春と修羅』を自費出版、同年12月、イーハトヴ童話『注文の多い料理店』刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みーなんきー
21
注文の多い料理店は子供が読んだら怖くて夜眠れなくなるのでは?と思うくらいのヒタヒタと近づく恐怖があり、読んでる途中の頭のこんがり、と、次から次へと起こる想定外になやまされる。先日、宮沢賢治氏の実弟から、同店舗名の使用許可をもらったという本郷の店で、雰囲気は良いものの料理の味が普通でがっかりした事を思いだしました。物語の中でも一度も料理は出していないのだから、それも納得か。どんぐりと山猫、双子の星も、頭を悩ます系なお話なのは同様。絵の力で感覚的に捉えるのが正解なのかな?2020/01/04
そうさん
4
9歳。一人読み。『注文の多い料理店』は昔から好きだったので、面白かったらしい。2024/03/22
y211
2
借り本(室)2022/07/13
まる
1
よくマッチしていた感じ。精霊を描くのに似ているから? それにしても、こんなに丁寧な注文だったかと原作を読み返したくなりました。2010/11/08
絵具巻
0
文京区立真砂図書館で借りました。2013/11/27