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MANGA BUNGOシリーズ
蜘蛛の糸・鼻・芋粥―コミック版

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  • サイズ 文庫判/ページ数 191p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784834263183
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

内容説明

天から降りた救いの糸。登るのは自分一人か?愛とエゴを描き、人間心理の機微を暴いた鬼才・芥川の真骨頂『蜘蛛の糸』。『鼻』『芋粥』も収録。

著者等紹介

芥川龍之介[アクタガワリュウノスケ]
1892‐1927。生まれは東京市京橋区入船町8丁目(現・中央区明石町)。東京帝国大学(東京大学)英文学科に入学、菊池寛らと共に同人誌「新思潮」を創刊した。そこに発表した小説『鼻』が、夏目漱石に激賞され、文壇に注目されるきっかけとなる。帝大卒業後、海軍機関学校の英語教官を経て、のちに大阪毎日新聞社に入社。王朝文学、説話文学などをモチーフに、多くの作品を発表した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

37
お釈迦様の悲しみが伝わってくる蜘蛛の糸が特に良かったです。でも…この人の文章は特別だからなあ…。2023/04/05

みーなんきー

32
芋粥というのは初めて読んだお話でした。波風立たぬよう、人からからかわれても自分が我慢して、時を過ごしていた五位(低い階級)の男。ただひとつの願いは芋粥をたらふく食べること。その願い、自体がいかに自分を支えていたか、という事を知り…というお話。心情をつらつらと書いてある話で、自分好みでした。2019/02/27

gachin

2
芋粥の「生きていく上での希望になるほど欲しいものは手に入れてはいけないし、手に入りそうな時には、自分の頭が気付いてなくても、自分の体に拒否反応が出る」っての、よく分かる。2019/10/26

ラッチ

1
小説でも読んだが、これはこれで面白い。まぁ、小説には及ばないが、絵という物?に説得力がある。2018/02/16

lonely_jean

1
3作を通して読むと、圧倒的に「蜘蛛の糸」が分かりやすいことに気づく。「鼻」「芋粥」も、大人になって読むと非常に身につまされるが、無邪気な子どもに分かるだろうか。鼻は思春期以降、芋粥はもっと後では。芋粥から、林真理子の『不機嫌な果実』を連想したのは私だけか。2017/02/22

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