内容説明
昭和20年、ビルマの戦線で行方不明になった日本軍の兵士、水島。やがて、残された隊員達が目にしたものは、彼によく似た若き僧侶の姿だった…。
著者等紹介
竹山道雄[タケヤマミチオ]
1903‐1984。大阪に生まれて、幼いころを京城(現・ソウル)で過ごす。東京帝国大学独文科卒業後、旧制一高教官を経て、ドイツに留学。ニーチェ、ゲーテ、イプセン、シュヴァイツァー等の作品における翻訳家、または評論家としても知られる。1947(昭和22)年から1年間、幼年雑誌「赤とんぼ」で、童話『ビルマの竪琴』を連載。同作品は大人からも高い評価を受け、毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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