出版社内容情報
池上流、世界の歩き方! 『BAILA』で連載された同名企画の単行本化。池上彰が歩いた44の都市を、文化や歴史、政治形態などを交えて紹介。観光だけにとらわれない、街の見方を提案する一冊。
内容説明
文化、歴史、政治体制、宗教、その街をちょっと知って歩けば、街が違って見えてくる。街が見えれば国が見える。国が見えれば、世界が見えてくる。
目次
ソウル 大韓民国
台北 台湾
北京 中華人民共和国
バリ島 インドネシア共和国
香港 中華人民共和国
ホーチミン ベトナム社会主義共和国
シンガポール シンガポール共和国
バンコク タイ王国
ティンプー ブータン王国
カトマンズ ネパール連邦民主共和国〔ほか〕
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年長野県生まれ。1973年にNHKに入局、社会部記者として災害や事件、消費者問題などにたずさわる。2005年にNHKを退職。フリーランス・ジャーナリストとして活動。2012年より、東京工業大学リベラルアーツセンター教授に就任。国際的な事件や紛争を現地取材によって解明する報道ジャーナリストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユウユウ
34
読みやすく人を引き込む語り口とユーモアがあり、それぞれの都市に興味がそそられる。初版から少し経っているので、第2弾も出ればいいのに。あと地図が一緒についていればもっと楽しめたかなと。第2弾が出るなら是非!2018/09/01
いろは
18
まるで脳内世界旅行をしている気分だった。掲載国数、44ヵ国(数えてみた)。各国を訪れている気分になれることはもちろん、読んでいて飽きないほどの情報量と、世界が分かり、世界と日本の繋がりが分かる大変面白い作品だった。そして、池上彰はジャーナリストである以前に、こんなに詳しく沢山のいろんな国を知っているなんて、とてつもない教養人だと思った。私が実際に住みたいと思ったのはコペンハーゲン。幼稚園から大学まで学費無料、医療費無料、出産費用も介護費も無料。その代わりにとてつもなく税金が高いけど、幸福度は世界一らしい。2018/11/08
こうちゃ
17
☆3 著者が実際に歩いた都市の中から、安全に歩けるであろう44の都市を、文化や歴史、政治形態などを交えて紹介した〔池上流、世界の歩き方〕テレビでよく見かける池上彰さんの、語り口そのままで非常にわかりやすい。2016/01/21
mshiromi
15
池上氏が訪れたことのある都市について、ソウルから経線の順に西へ向かってぐるっとホノルルまで、国交、歴史、情勢、政治、地形、食・文化など、口語調で書かれています。世界は大陸的で、中東あたりが複雑。日本との関わりについても触れられていて勉強になりますし、それぞれの国が身近に感じられたりもします。2015年10月発行。2016/05/08
ひー坊
13
うーん…確かに歴史もざっくり説明してくれているし、池上さん個人の視点での見所なので、これはこれでアリだけれども…『常識』とは言い過ぎな気がする。それぞれの国のガイドブックを読み込んだ方が面白いし分かりやすいと思う。写真が一枚もなかったから余計。地図くらい載せてくれても良かったのではないかな。2019/11/04