高校生からわかる原子力―池上彰の講義の時間

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高校生からわかる原子力―池上彰の講義の時間

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784834251784
  • NDC分類 539
  • Cコード C0030

出版社内容情報

池上彰が原子力の歴史と問題点を丁寧に解説
3・11の事故で安全神話が崩れ、見直しを迫られる日本の原子力発電。そもそも原子力とは何か、どのような利用をされてきたか、そして問題点とは。池上彰が歴史を追って講義。これならわかる!

内容説明

人間はどのようにして原子力を手に入れたのか。それが爆弾に使われたのはなぜなのか。世界はどうして核兵器を捨てられないのか。被爆国でありながら、なぜ日本は原発の道を選んだのか。安全神話はなぜ崩れたのか。事故後の原発はどうなるのか。使用済み核燃料は安全に処理できるのか。人間は本当に原子力をコントロールできるのか。

目次

第1講 爆弾に使われた原子力
第2講 世界で最初の原爆投下
第3講 核開発競争始まる
第4講 原子力の平和利用へ
第5講 日本は原発を導入した
第6講 日本も核保有を検討した
第7講 拡散する核の脅威
第8講 原発事故と反対運動
第9講 悪戦苦闘の核燃料サイクル
第10講 原発に未来はあるか?

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
1950年長野県生まれ。1973年にNHKに入局。記者として災害や事件、消費者問題などを担当し、1994年から11年間は「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。現在はフリー・ジャーナリスト、東京工業大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金平糖

25
3.11から二年。風化させたくないという思いで読んでみた。福一の事故以来、原子力について知ろうと読んだ本は十数冊、見た映画も五本。それらが、要点良くまとめられている。日本陸軍も原爆開発に着手していたことや、ソ連が日本海に原子力潜水艦の原子炉を投棄していたことは今回初めて知り驚愕。核爆弾開発の熾烈競争、廃棄物処理方を見出せないまま見切り発車したトイレなきマンション状態…、つくづく人類の愚かさに呆れ果て暗澹たる気分になる。反原発訴訟を全敗させている司法も米国の言いなりの国の傘下。三権分立とは名ばかりでは?2013/03/11

ふくいち

23
また池上本。高校生対象だがおじさんの私でも十分勉強になる。が,原子力?文系の池上さんが?という一抹の不安。早速3ページ目に間違い発見。ウランの核分裂のエネルギー200メガボルト?ボルトって電圧の単位でしょ。エネルギーの単位は電子ボルト。もっとも,この本,原子力の科学的な解説ではなく,核兵器の開発,削減の歴史や原発の是非がテーマの本だった。これなら池上さんの得意分野だわ。高速増殖炉だのプルサーマルだの,よく聞くが意味がわかっていなかった用語も学習できた。他に細かい科学的な間違いもあるが,概ね満足。2016/07/12

雨巫女。@新潮部

20
《私‐図書館》原子力のことが、わかりやすい。さすが池上さん。2012/07/04

たかやん

18
時事色の濃い北朝鮮とイランの話題とクリーンエネルギーの記述は軽く読み飛ばす。ただその他は原子力の根源的な部分ゆえに見逃せない。マンハッタン計画とオッペンハイマー、正力松太郎氏を中心とした世論操作、電源三法による地方の原発建設、使用済み核燃料等のバックエンド問題。列挙した中でも印象的なのはプロ野球の正力松太郎賞以外の正力氏の裏の顔と、満州移民を彷彿させる電源三法のやり口。本書を通して「放射能」と「放射線」との区別を始めとした原子力関連の言葉に対する免疫力は少なくとも高まったように思う。2017/02/19

Humbaba

15
日本は世界で唯一の被爆国である.それでも原子力の利点に惹かれ,原発を運営してきた.原発は安全である,という言葉は,やがて一人歩きを始め,もしもの事態を想定することすらできなくなってしまった.その結果として起こった悲劇が,福島第一原発事故である.2012/06/16

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