池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」

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池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784834251593
  • NDC分類 331.6
  • Cコード C0033

内容説明

世界的大不況の中、今あらためて注目されているマルクスの「資本論」。池上彰が高校生との14時間の集中講義で、「資本論」とは何か、を解き明かす。

目次

『資本論』が見直された
マルクスとその時代
世の中は商品だらけ
商品の価値はどうやって測る?
商品から貨幣が生まれた
貨幣が資本に転化した
労働力も商品だ
労働力と労働の差で搾取する
労働者はこき使われる
大規模工場が形成された
大規模な機械が導入された
労働賃金とは何か
資本が蓄積される
失業者を作り出す
資本の独占が労働者の革命をもたらす
社会主義の失敗と資本主義

著者等紹介

池上彰[イケガミアキラ]
1950年長野県生まれ。1973年にNHKに入局。記者として災害や事件、消費者問題などを担当し、1994年から11年間は「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年よりフリー・ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夜間飛行

202
「資本論」はロシア革命から国際通貨体制を経て今に至る歴史を動かしたという。社会主義の失敗は、労働者階級が育たないうちにエリートが農民を扇動して独裁を行ったことにある…とたいへん明快である。思うに、この読みにくい「資本論」の魅力の一つは、唯物論なのに《労働の受肉》など聖書にある語彙を使ったり、資本家を《人格化した資本》と呼んだりする独特の文体なのだろう。魅力の二つ目は予言性で、派遣社員にあたる《資本の軽騎兵》や、グローバル経済にあたる《世界市場のネットワーク》など、今の現実と重なることが多いので驚かされた。2021/12/30

徒花

144
おもしろかった~。「あとがき」に書かれているけれど、この本を制作するにあたって実際に出版社に現役高校生などを集めて池上彰さんがマルクスの『資本論』をわかりやすく解説したりしたのをベースに原稿が作られているらしい。なので、けっこう口語体で、フランクな語り口。あと「ここ、何言ってるかわかんないよね」みたいな感じで、ぶっちゃけた雰囲気で一般人の認識力まで降りてきてくれるのが助かる。内容については、まあわかったような気がする。なぜ資本主義が成熟しすぎると社会主義への道を歩みだすのか、などなど。2020/10/13

えちぜんや よーた

107
原著は読む気が失せるほどまわりくどい書き方をしているが、そこはさすがに池上先生。マルクスの生い立ちやその時代背景を交えて、わかりやすく聖書の素養がない人にもわかるように解説してくれている。はたらくことやおカネを得ることに、すごく悩んでいる人が読むと、腑に落ちることが多いと思う。2015/05/22

みゃーこ

89
不変資本と可変資本との比率と有機的組成。単純に労働者と機械と生産性の向上と言ってくれればいいのに、マルクスはバカをを拒むかのように難解で文学的表現を使う。翻訳にもまた翻訳が必要という中でやっと求めていた通解をしてくれるのはやっぱり「池上彰」大先生。資本論の文章を小学生でもわかるレベルに教えてもらっちゃうと「なんだ?それだけのこと」というほどあっけなく。世界を動かした本書の神秘性はこれだけの大業な表現法を使うことによって「搾取」というカギでプロレタリアート階級に本質的感情へ働きかける説得力を持っていたんだろ2013/11/24

アナーキー靴下

47
「人新世の「資本論」」を読みたくて、マルクスの資本論をまったく知らずに読むのもどうかと思い、この本を読んでみた。原文を参照しながらの解説はわかりやすいがゆえに、ちょっと気になる程度で資本論に手を出すべきではない、と諦めを促す意地悪さを感じる。内容は、資本家(=経営者)が搾取する側であり悪、のような印象はあるものの、仮に資本家を全員善人にすげ替えてもこうなるという、構造的な話だった。しかし、複数の労働者が帰属する資本は価値の分配や保険的な役割を持つという意味で、搾取は労働者間でもなされるのでは、と思った。2020/12/10

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