福音館文庫<br> ガリヴァー旅行記〈下〉

個数:
  • ポイントキャンペーン

福音館文庫
ガリヴァー旅行記〈下〉

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月27日 04時55分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784834021752
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8297

内容説明

ふたたび航海に出たガリヴァーは、今度は空中に浮かぶ「飛ぶ島」に連れていかれ、奇妙な体験をします。そして、なんと江戸時代の日本に来ます。最後の航海では、馬の支配する国に迷い込み、高潔な馬の主人に仕えます。抄訳本では十分に紹介されなかったこれらの物語が、挿絵入りで完訳されました。

目次

第3篇 ラピュータ、バルニバービ、ラグナグ、グラブダブドリッブ、および日本への航海
第4篇 フウイヌム国(馬の国)への航海

著者等紹介

スウィフト,ジョナサン[スウィフト,ジョナサン][Swift,Jonathan]
1667年、アイルランドのダブリンに生まれた。両親のいない不幸な幼年時代を伯父のもとで過ごす。ダブリンの大学を卒業後イングランドに渡り、学問研究に励む。生涯の公職であった聖職者としての活動をしながら、政治、文学の世界で活躍する。1745年没

ブロック,C.E.[ブロック,C.E.][Brock,Charles Edmund]
1870年、ロンドンに生まれた。イラストレイター、水彩画家として活躍。ディケンズなどの小説に挿絵を描いた。1938年没

坂井晴彦[サカイハルヒコ]
1922年、東京に生まれた。1943年、東京商科大学卒業。元、青山学院女子短期大学教授。2002年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

桑畑みの吉

2
下巻では「飛ぶ島(ラピュタ)」→「大学」→「魔法使いの島」→「不死の人間がいる国」→「日本」→「馬と原始人の国」の順番で訪問している。空想物語の中で何故か1709年の江戸時代日本を訪問しているのが興味深い。作者に何か意図があったのだろうか?下巻で最も分量が多いのは「馬の国」訪問である。知的な馬がヤフーという名の原始人を支配している話で映画『猿の惑星』を思い出した。下巻でも住民とガリヴァ―の対話を通して政治、経済、法律についての言及が多かった。この辺りは児童向けの出版ではかなり省略されていると思う。2020/08/12

小皿

1
愚かさ、貪欲さ、残酷さ……人間のグロテスクな部分が拡大されて突きつけられる。読んでてちょっと気持ち悪くなるくらいに。2022/05/23

ヨシモト@更新の度にナイスつけるの止めてね

1
訳文に、多少の手加減があることにうっすらと気づいた。作品の質を損なっているとは思わないが、もしひとつだけ読むならば、やはりこの福音館ではない方がいいかもしれない。けれど非常に読みやすい訳で好感が持てる。2022/05/04

ほとり

1
第三篇のラピュタはじめとした科学の国では、知識や技術が高度に追求されるあまり、幸せな実生活から切り離される恐ろしさと虚しさを暴く。いまの核技術を思えば、スウィフトの憂鬱は続いている。第四篇では、精神性の高い種族フウイヌムを通じて、野蛮な種族ヤフーの愚かさを見て、ヤフーにそっくりな人間社会に絶望する。オデュッセウスのような旅行記ファンタジーのオブラートで包まれているが、作品全体はスウィフト自身の激しい憤りに満ちている。このことが作品の強烈な個性を生み出していると思う。子どもには理解できない、大人が読む本だ。2013/01/19

1
ラピュータ(飛ぶ島)、バルニバービ(ラガード大学の研究)、グラブラドグリッブ(魔法使い)、ラグナグ(不死人間)、日本への航海と、フウイヌム(馬の国)への航海。上巻よりもエグい表現が目立つ。ラピュータの印象の悪さには驚いた。ラピュータやバルニバービの描写は、理論と現実の差異の虚しさを感じた。またフウイヌムの、醜いヤフーと美しい馬の対比は非常に印象深く、特にヤフーは自分への戒めとしてこれからも心に残ると思う。また時が経ったら読み返して、その時どう感じるかを楽しみにしたい。2013/08/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14549
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。