内容説明
標準的な経済学の入門書として世界的な評価を得ている本書は、ミクロ経済学の基礎的な理論を「読めば解かる」ように平易に解説している。さらに、実際の経済現象に基づいて説明することで「理論の退屈さ」をみごとに回避している。
目次
第1部 ミクロ経済学の基礎―消費者と企業(需要と供給の概要;消費者選択と個別需要曲線;市場需要と弾力性;投入量の決定と生産量;生産量と価格の決定―限界分析の重要性)
第2部 市場システム―その長所と短所(完全競争市場の企業と産業;価格機構とレッセ・フェール;生産要素価格の決定;独占;独占と競争のあいだ;市場メカニズム―その欠陥と対策;企業と企業財務―株式と債券)
第3部 政府と経済(市場支配力の制限―産業規制;市場支配力の制限―反トラスト政策;税、政府支出、資源配分;環境と資源の保護)