内容説明
標準的な経済学の入門書として世界的な評価を得ている本書は、約270点の図表や簡潔な用語解説を付して、マクロ・ミクロの基礎的な理論を「読めば解かる」ように平易に解説している。
目次
第1部 経済学のアウトライン(経済学とは何か;もっとも重要な経済問題;需要と供給)
第2部 マクロ経済学の基礎―総供給と総需要(マクロ経済学とミクロ経済学;失業とインフレ;消費と支出;需要サイドの均衡;需要サイドの変化;供給サイドの均衡)
第3部 財政・金融政策(財政政策と供給サイドの経済学;銀行と貨幣の創造;中央銀行制度と金融政策;貨幣と国民経済;財政赤字と国債;インフレと失業のトレード・オフ;安全化政策をめぐる論争)
第4部 ミクロ経済学の基礎―消費者と企業(消費者選択の常識;消費者需要と弾力性;企業の意思決定の常識;企業の意思決定の常識)
第5部 市場システム:その長所と短所(市場における企業;価格システムと自由放任主義のケース;純粋独占と市場メカニズム;競争と独占のあいだ;市場メカニズムの欠陥とそれを改善する政府の試み)