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内容説明
新人秘書の私が社長の奥さんに?でも、この結婚に彼の愛は見えない。「いったい君は誰だ?」働き始めて二カ月目に初めて顔を合わせた社長の第一声に、ブリオニーは平然と名前を告げ、急ぎの仕事を片づけ始めた。噂どおりカーライル・ブラックマンは傲慢の固まりのような男性だった。厳しい表情さえなければ、長身で引き締まった体のハンサムな人なのに。でも、機械のように効率的に仕事をこなす有能さは認めざるをえない。緊張した勤務の合間に同僚が席を外し、ブリオニーが一人になったとき、思いがけない訪問者が秘書室のドアを開けた。カールしたブロンドの華奢な体つきの女の子。八歳くらいだろうか?亡くなった妹に似た少女とのおしゃべりに夢中になっていたとき、社長室のドアが開き、少女が声をあげた。「パパ!」満面に笑みをたたえたこの男性が、カーライル・ブラックマンなの?これが、父娘の人生にブリオニーがかかわった最初の瞬間だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てん・ゆう
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ヒーローの娘への愛が良かった。娘エマも可愛い。ヒロインは…いきなりボスに噛みつくところやデアドラへのメラメラ嫉妬するところ(便宜結婚なのに図々しいし、そもそもデアドラとつきあってたわけでもないのに人前であんな仕打ちは?)、エマが回復し、前妻に嫉妬して拗ねてヒーローから離れたりと、私にはまったく魅力なしに見えた。2013/01/06
romaco
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★★★ 秘書助手ヒロインと7年前に妻を亡くし娘が一人いる社長ヒーロー 先のない愛する娘の為に何でもしてやりたいけれど、ぎりぎりになっても本音で話す事が出来ずに苦しむヒーローとそれを支えてあげるヒロイン ベタな展開と思いつつじんと来るものがあった 辛い思い出のあるヒロインも最後に本当の居場所ができてよかった 2012/09/26
くろうさぎ
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ヒロインは心の広い、芯の強い、とってもいい人でした。ヒロインとエマのつながりがよかったな・・・。2009/10/21
こえん
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ヒロインがヒーロー娘に傾ける愛情が良かった。自分の年の離れた妹を喪ったばかりなのに、余命幾ばくもないヒーロー娘のそばにいることを選択する彼女が○。終盤ヒーローと彼の娘の会話に出てきた「オズワルドとオズワルドと同じことだね」がよかった2009/05/15