鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く」―セブン‐イレブン式脱常識の仕事術

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鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く」―セブン‐イレブン式脱常識の仕事術

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784833450072
  • NDC分類 336
  • Cコード C0034

内容説明

なぜ、努力しても顧客心理が読めないのか?「仕事のウソ75」を解剖。

目次

第1章 「買ってもらえない時代」にいかに買ってもらうか(「顧客のために」努力しても売れないのはなぜか?;人間はなぜ、「過去の経験」に縛られるのか? ほか)
第2章 「鵜呑み」にせずにいかに真の情報力をつけるか(情報とは「自分の考え方」を補強し補正するものである;情報は「鵜呑み」にせず「裏」を取るべし ほか)
第3章 セブン‐イレブンの強さを支える「対話力」の極意を学ぶ(「対話」によりニーズのとらえ方のギャップを埋める;「対話」によりオーナーの「保守性」を解き放つ ほか)
第4章 「無」から「有」を生む組織はこうしてつくる(新しい仮説は「勉強」からは生まれない;社員には自分でものごとを決定して動いていると実感させることが必要 ほか)
第5章 鈴木敏文直伝「迷ったときはこう決断しろ!」(なぜ、四面楚歌でも決断できるのか?;視点を変えれば「やるべき価値」が見えてくる ほか)

著者等紹介

勝見明[カツミアキラ]
1952(昭和27)年、神奈川県逗子市生まれ。東京大学教養学部中退。フリージャーナリストとして経済・経営分野を中心に週刊誌、月刊誌等に執筆。企業の組織運営・人材マネジメントに詳しい
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

27
サイゼリアの経営者も好きだが、セブンのこの時期の経営者も好き。最後は半分私物化みたいな騒ぎになって辞任したが、経営としては、ライバルに勝ち続ける高収益を保ち続けた。労働環境に対しては、問題点がいくつもあるが、顧客の立場に立つ基本姿勢から、店員が客との対話の中での気づきや要望を形にするために、一つの商品開発にも専用の設備を導入したり、天候も細かく分析して、それに合わせたラインアップを出し入れするなど、勉強になることが多い。2022/04/13

James Hayashi

27
仮説を立て、その結果を検証する。カンではない。統計学と心理学に裏付けされた仮説。もし自分が独立し経営するなら、業態に関わらず再読したいと思う内容。イチロー、タイガーウッズや池江璃花子などと同じ様に、こちらが期待している以上のものを鈴木氏やセブンは導き出す。16年の鈴木氏退任後、伸び悩む店舗数や労務問題などあるがビジネスは堅調。日本を代表するユニークなビジネスは続くのか?2018/01/12

手押し戦車

7
顧客の為とは自分の経験が前提になる。顧客の立場で考えるときは自分の経験を否定しなければならない。取り巻く社会環境や親世代が子供だった頃とは大きく変化している。仮説を立て常に疑問を発し続けて変化を見抜く力が出てそれを検証し成果が目に見える。顧客が求めるものを求めるだけ提供する顧客のニーズを起点としてどんな商品をどれだ作り売るかが決まる。同じ数字の見方でも時間軸や仮説を入れる事で意味が変わってくる。自ら思い込んでる常識のフィルターを破棄してシンプルに素直に考え当たり前の事を行う事で本当の様な嘘を見抜ける。2014/12/06

貧家ピー

4
「仮説創設力」を鍛える-顧客は「今ないもの」には、聞かれても何も答えられない。顧客に聞くのではなく、自分で仮説を立てる。その結果を検証する。 「ものわかりのいい上司」を演じても、業績には結びつかない。2007/03/04

Humbaba

4
人は,一度成功を体験すると無意識のうちにその方法に固執してしまう.また,仕事に慣れてくるとサービスの提供者として物事を考えるようになる.しかし,サービスを評価するのは提供者ではなくて受益者である.いつまでも顧客の目線を大切にするものこそが,将来にわたって生き延びられるだろう.2011/02/15

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